アメリカ最大の相撲大会に出場した日本人の話。
#あみ旅 暫くサボっていました。。。
9/10に今回のあみ旅の最大の目標である US SUMO OPEN 2022 がカリフォルニア州ロングビーチのCal state long beach という大学で開催!
この日の為にアメリカに来た訳だし、目標はもちろん優勝!ミドル級と無差別級に出場して、両方の優勝を狙う!!
とは言ったものの、この大会に出場選手は本当にデカい!身長2m越え、体重200kg越えはザラにいる。とりあえず自分の出るミドル級にフォーカスする事に。
ミドル級の予選は2組に分かれて行われた。
上位の2人だけが、決勝トーナメントに進出。
私はこの階級のアメリカチャンピオンの、
「ジョーダン」と同組となった。とにかく運動神経が抜群で、尚且つ爽やかイケメンでいい奴と来ている。これは負けるわけにはいかない。
私は以前にこの大会で2回優勝している事もあり、自分で言うのもなんだけど、私のファンは結構多い。予選から沢山の方に応援して貰った!本当に嬉しい!
予選の最後にジョーダンと対戦!
お互いそれまでの予選は全勝!全勝対決!
勝った方が予選を1位抜け。
そして、、
私の勝ち。チカラが半端じゃ無かったけど、相撲の経験の差で勝てたかな。
でもちゃんと稽古したら、マジで強いと思う。
そして少し時間があいて、決勝トーナメント。
準決勝の相手はロシア人選手。
マジでイカつい顔と身体をしていた。。
恐ろしい。でも難なく勝った。決勝進出!
決勝戦の相手は、めちゃくちゃムキムキのエジプト人選手。実はこの彼は私が前回優勝した2019にもミドル級の決勝戦で対戦していた。その時は私が勝っている。
しかもこの選手は兎に角、張り手を多用する。張り手というか、最早殴るに近いかな。予選では1人をK.Oして、1人の鼻を折っている。
(これは私が思うに世界の相撲の1つの問題点で、このスタイルの国はかなり多い)。またそのうちこの問題は別のnoteにまとめるつもり。
私は勿論張り手というか彼のパンチを警戒していた。私の作戦は兎に角、前みつと呼ばれるマワシの前のあたりを取る事。というか、マワシに手が掛かれば勝ちだと思っていた。
そして立合い。
すると案の定、いきなり張り手。
ちょっと顔がズレてしまい、マワシを掴めない。そのまま相手は一気に押してくる。残ろうと足を滑らせるが、マット土俵は砂がないので、足が滑らない。
そして彼の圧力に負けて、そのまま土俵を割ってしまった。。
あちゃーーー。やってしまった。
敗戦。準優勝。
敗因ははっきりしている。
もっとこちらも前に圧力を掛けるべきだった。張り手を警戒し過ぎて、マワシを取ることに集中できなかった。
うーん、悔しい。
因みにその後に無差別級にも出場したのですが、こちらは200キロ越えのニュージーランド人に負け。。ベスト8。
頭にとんでもない張り手を数発受けたせいで、未だに首が痛い。。恐ろしい。。
という感じで私自身、5回目のUS SUMO OPEN が終了。
んー、、、もうちょっとやれた感もあるけど。それよりも素直な感想として、巨人の張り手が怖い。。
200キロオーバーの人間のフルスイングって、怖いよね。これが反則ではないという、相撲とは恐ろしい競技だ。。
来年は、、、どうしようかなあー。でも最後にもう一度優勝して終わりにしたい。
という事でとりあえずしばし身体を休めます。
これにて #あみ旅 アメリカ編終了。
いままでお付き合いありがとうございました。
今度は、何処に行こうかな〜。