韓国・食の旅…デリシャスオーバーグラウンド①
ひさびさにnoteを書きます!このたびは苦心惨憺した原稿が終わり、大変すっきりしたよい気持ちになりましたので、ずっといけなかった海外、韓国に行ってきました。
もともと大好きだった史劇『ベン・ハー』の韓国ミュージカルが見たかったので、いけるかどうか…と思っていたのですが、なんとか原稿が終わりそうなので行こう!ということになり、お友達がみつけてくれたリーズナブルなパックツアーで久しぶりに韓国に行くことになりました。食いしん坊の私は、これから韓国に行く人の役に立つように食べ物中心で旅レポを書こうと思います。興味のある方おつきあいくださいね!
一日目・
午後一時頃空港に到着したものの入国審査に時間がかかってしまい、バスでホテルに向かいました。韓国でバスに乗るのは難しいと言われていたのですが、リムジンバスでしたのでとても親切、ゆったりしている間にホテルにつきました。
ホテルは麻浦駅に近いソウルガーデンホテル。とても地の利が良いと聞いていましたが実際泊まってみて実感することになります!
そして夕食をして映画に行こうと言うことになりましたが、上映時間ギリギリなので、このホテルの裏になんと参鶏湯の元祖と言われる老舗があると言うので行ってみました!
麻浦元祖参鶏湯、私達が入店した時、となりのテーブルで年配のご夫婦が差し向かいで参鶏湯を召し上がっていて、とても微笑ましくて美味しそうでした。そして普通の参鶏湯もありましたがこちらのオリジナル、うるしの煮汁で作ったという薬効ゆたかな参鶏湯をオーダーしました。どこからともなく香る、カレーの様な香り…
これはディープ韓国料理とも呼び声高いオッタク(漆鶏)というお品で、ぐつぐつ煮える汁は毒抜きをした漆と薬草だそうで、鶏はとにかくやわらかくおいしく煮てあり、お米、棗などとドロドロ状態。お店の方にお塩を付けて食べるように言われたのですがなるほど味が無い。よくみるとテーブルにはデカい塩のツボが…ただ味わいたいので塩は控えめにしていただきました。
汗をかきかき食べていると、トトリムッ(どんぐり豆腐)が来ました!
これが食べてみると本当にぷるぶるの葛餅に胡麻ドレッシングがかけてあり…うまいのかまずいのかよくわからないが漆鶏と同じ、体に良さそうなので健康オタの私は頑張りました。実際、この二品はボリュームあったのですがもたれず、辛くもなくとても暖まって滋養が体に沁みたように感じました。日本でおなじみの焼肉やキムチだけでない、韓国料理の奥深さ!このお店は開店して43年、ちょうど光州事件の頃オープンしたという事になります。私達が食事している傍らで高齢の御主人が店内でテレビを見たりしていて、あの事件があった頃もこんな風にご主人は参鶏湯を作りながらテレビを見ていたのかな、とふと思ったりしました。
この日はそのあとシネコンで映画を見ましたが、娯楽施設も広々して充実、韓国の夜は参鶏湯への思いと共に更けていきました。次回は素敵ベーカリーなどのつぶさな記事を書きますね。
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