
無駄なおもちゃを買わない方法②~おもちゃの買い方~
前回の記事の続きです。
前回の記事では、おもちゃを買うだけではなく、遊ぶ見本を見せる大切さについて書きました。
では、子どもにおもちゃを買ってあげる時にどのように判断すれば良いのでしょうか。
それは、子どもがそのおもちゃで遊ぶイメージだけでなく、自分がそのおもちゃで遊ぶイメージがわくかどうかです。
自分が遊びたいなと思うおもちゃは、自分がそのおもちゃで楽しく遊んでいる姿を子どもに見せることができるということです。
子どもは大人がしていることを見て、楽しそうだなと感じれば自然とそれを真似します。また、大人が遊んでいて自分がそれを使えないと、よけいにそれが欲しくなってくるのです。
そうすると、子どもがそのおもちゃを手に入れた時に、大切にしようという気持ちもわいてくるのです。
また、大人自身が遊べるので、子どもと一緒に遊べるだけでなく、大人の遊び方を子どもが学びさらに遊びを発展させることで、長く楽しめるおもちゃになるのです。
個人的な意見ですが、LEGOブロックなどブロック系のおもちゃは、色、形、長さ、大きさ、数も学べるうえ、イメージする力、物を作る力をつけながら達成感も味わえるので、とても良いと思います。
パズルなども「自分の力で出来た」と言う達成感が味わえますが、パズルは同じ物を何度もすると飽きがきますが、ブロックで作れるものは無数にありますので、年齢が上がってもずっと使うことができるでしょう。
何度もお絵かきができるおもちゃなども、子どもの年齢に関係なく使うことができるだけでなく、失敗してもやり直せるという点でも良いおもちゃだと思います。
家庭において、毎日、子どもと一緒に遊ぶ時間を作るのは難しいかもしれませんが、たった5分でも子どもが遊んでいる姿を見て、「このおもちゃは、こんなこともできるよ」とアドバイスができるようなおもちゃや、子どもが寝ている間にこっそり大人が作った作品をかざっておくなどできるおもちゃを選べば、それはとても価値のあるおもちゃになるのではないでしょうか。