ピクニックとマジックアワーと、今日もわたしたちはよくがんばった

5時過ぎ起床。生理２日目、すこぶる貧血、生理痛のダブルパンチ。家族分のおにぎり握る。本日ラグビー試合。競技場まで（片道40分くらい）どっちが運転するかで朝から夫とモメる。昨日東京から帰ってきたばかりで疲労感ある夫と、貧血生理痛で体調不良のわたしと、結局夫が運転してくれたが俺だって疲れてる、前日に言ってくればいいのに、ブツクサ念仏始まり、こんな念仏聞くくらいならわたしが運転すればよかったと軽く後悔、どこの家庭もこんなかんじなのだろうか、疲れていたり体調悪いと人にやさしくなれる余裕などないのが人間だ。競技場に到着、秋晴れ、気持ちの良い風が吹く、他の保護者たちと喋ったり愚痴ったりすることで体調の悪さも軽減されていく、人に話すって大事だ。試合が始まり早々に息子、トライ決める、たくましく前へゲインする姿は、いつかそんなトライを息子が決められるとイメージした絵そのままだった。現実になった。ボールを持って突き進む姿は、たぶん、息子の人生の1ページに刻まれた。子どもたちはこれから前へ前へ進んでゆく、途中でこけたとしても、また立ち上がって前へ進んでゆくのだろう、眩しいくらいに今を生きている。応援していたら生理痛も貧血も吹き飛んでいた。誰かのために、の力はすごい。試合が終わって子ども保護者コーチ陣で決起集会という名のピクニック。秋晴れの中みんなでお弁当を食べ、小学生らしく遊び回る姿を眺めながら、あーでもないこーでもないと笑いながらあっという間に夕暮れ時になり、帰り支度。途中にマジックアワーを見た。美しすぎて生きててよかった、と思った。善きも悪きも憎たらしさも美しさもぜんぶひっくるめてが生きてる証だ。帰宅し、夫におつかれさま、と労う。健全な身体に戻っていた。わたしもよくがんばった、今日1日を生き切った。王将のレバニラ炒め食べてビールで流し込む。今日も充実した日をありがとう。