”名前のない関係”という名前の関係
20230528.
森道に行ってきました。
森、道、市場という、愛知県で毎年開催されているモノとごはんと音楽の市場。
今回はお客さんとしてではなく、ボランティアスタッフとして2日間参加しました。
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あなたが好きな人は、あなたが好きな場所にいる。私が以前書いた記事です。
本当にその通りだとこの森道で感じました。私が好きな人、私の憧れている生き方をしてる人は、私の好きな場所、この森道にたくさんいました。自分の中で答え合わせができたような気がしました。
ボランティアスタッフで参加されていた多くが私と年の近い方。みんなそれぞれ自分の夢や目標があって、そして多くの趣味や好きなことがあって、自分の心に正直で、かっこよかった。この人たち、生きてるなあ。そう思いました。自分で舵を握って生きていました。人は生きることを生かされていると言うけれど、この人たちは自分で生きることを選択して生きているような、そんな感じ。
休憩中、フェスにも参加しました。気持ちよかった。すーごく気持ちよかったなあ。幸せだったなあ。何度も何度も言っているけれど、人間も自然の一部なんだって思い出すことができた時間でした。フェスのあの空間、曲が流れると勝手に身体が揺れちゃいます。幸せ。
以前、あるコスメブランドの記事でこんな文章を見つけました。
きっとこれは、私対あなたの1対1の関係を書いているのだと思いますが、私の中では今回森道のボランティアを通して出会った人たちとはこの関係に近いような気がしています。
目的は違えどボランティアスタッフをやりたいという近しい情熱や熱量があって、その人と会うのが初めてだとしても信頼できる何かがあって。
信頼できる何かがある。というより、信じたいと思える何かがあった。というか。
みんなひとりひとり自分を持っていて、あなたのためじゃなくて、自分のために活動をしている。私は私なんだと、そんなように。なんて素敵な生き方なのかしら。
"名前のない関係"という名前の関係。
全てに名前をつけようとしなくてもいいし、白黒はっきりさせなくていい。関係性に名前をつけたり誰かといたい理由なんて、頭で変換して言葉にしなくても心が1番わかっている。だから名前なんかいらない。とか考えたりして。
そんな関係性を感じることができた出会いでした。
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ボランティアスタッフとして少ししか参加できなかったけれど、その時間が幸せすぎて森道のおかげで数年寿命が延びました。
なので私が将来歳を取ったとき、今の私を褒めようと思います。