今ある事実に感謝をして、それを幸せと呼んでいたい。
20240401.
金曜日、3年間働いた会社の
最終出勤日でした。
なんだか、すごく
大きな愛を感じて。
じんわり、幸せな気持ちになりました。
3年間。大切な、毎日だった。
---------
華やかさで美しいのではない。
今を生きる、ありのままの美しさが
この本にはありました。
私の考えや生き方を、受け止めてくれる人がいると知ったあの日から。私の心を見てくれる人がいると知ったあの日から。
そういう存在がいることを、知っただけで十分だと思うようになったし、なんて幸せなんだろうと、感じるようになった。
ここに行きたいね。とか。
これを一緒に食べたいね。とか。
たとえ実現しなかったとしても、
実現できなかったとしても、
そう思ってくれて、私に伝えてくれた、
その事実が。
それだけで、十分だと思えるようになった。
そんな存在が、いてくれる。
私に対して、そう感じてくれている。
それだけで、それこそが、何よりも大切で、
幸せなことだと気づけたから。
旅が目的地に行くことよりも、目的地に行くまでの過程を大切にしているように、人との関係性も、その人と最終的に何をしたかよりも、共に何を感じて、何を考え、何を伝え合ったか。それが大切だと思うようになったから。
というのもあるし、欲張ると、返ってくるものが小さかったときに苦しいものだから、欲張りすぎず、求めすぎず。今ある事実に感謝をして、それを幸せと呼んでいたい。
だけどきっと、いつか。
いつかの、やりたいね。を実現するために、
私たちは生きていくような気がする。
_
これは最近、感じたことなのだけれど。
生きる希望。とか
そんな大層なものは無くてもいいと思う。
と感じていて。
こんなことがあるなら。
こんなものがあるなら。
こんな人がいるなら。
もう少し、生きてみてもいいかも。
もう少し、生きてみるのも悪くない。
なんて。
そんなふうに思えたら、十分なのではないだろうか。生きる理由なんて、そのくらいで、いいのではないかな、と。
キラキラした希望は、あると良いかもしれないけれど、ときに苦しくなってしまうものだから。
そのくらいが、私は生きやすい。
✳︎
私もいつからか、目立たないように生きていきたいと思うようになった。し、今もそう思っている。それはなんかこう、みんなに埋もれて。とかではなくて、静かに、自分のペースで生きていきたい。に近い感覚。
丁寧な暮らし。という言葉が、私は少し苦手で。
私がしている暮らしを、時折、丁寧な暮らしをしてるんだね。と言ってくれる人がいる。
なんだか、違う。
そういうことではないのだけどなあ。
と、心で思う。
丁寧な暮らし、という。私からするときれいなその言葉に、言葉だけが独り歩きしているその感覚に、違和感を覚える。
丁寧な暮らしをしているのではなくて、ただ、今この瞬間を味わって生きている、それだけ。
きれいに生きていこうと思っているわけではなくて、たとえきれいに暮らせなくて、暮らすことが下手でも、自分自身の生きやすい生き方を見つけていきたい。だから、目立たなくていい。静かに、心を無くさないように、暮らしていきたい。
✳︎
ある人と電話をしていたとき、
その人は私に詩を読んでくれた。
なんとも不思議だった。
声の音と、息のあたたかさと、言葉の輪郭を、
何日も経った今も、はっきりと覚えているから。
そっと、音が心に残っているから。
今でもその人の声を、覚えてる。
いつもの会話よりも、ずっと。
あたたかさが、心に残ってくれている。
その人がいたことを証明する音が、声が、
頭と心に、残っている。
今、その人がいなくとも、
その人は確かに、ここにいる。
きっとそんな些細な瞬間に、
これからも救われるのだろうなと、思う。
声という生きた証に、
これからも救われるのだろうなと、そう思う。
目を閉じて、思い出す度
その人のあたたかさに、触れられるから。
✳︎
何度か、このnoteでも書いているかもしれないけれど、相手のことを深く知らなくても、私は良いと思っている。
互いのことを深く知らなくても、
あなたのことを、想ってるよ。なんて、
言葉にしなくても、自分のそばを空けてやって、いつでも受け止められるように。
あなたの味方だよ。って。
その心さえ、あれば。
いいのだと思っている。
いつも繋がっていなくていい。何かあったときにでも、助けを求めたり。反対に、助けを求められたときに、そっと、手を差し伸べられたら。そっと、包み込んであげられたら。そのくらいの距離感で、いいのだと思う。
一見わかりにくそうな、見えない繋がりでも、それを友情と呼んでいたい。深く長く、静かに繋がっている、実はとっても大切な、友情なのだと思う。
----------
寝ぼけたお日さまが
私を起こしに1番にやってきてくれる
このお部屋が大好きだった。
このお部屋で過ごす朝は
いつも特別だった。
✳︎
この場所も、あと少し。
大好きなもの
大好きな空間
大好きな人と離れるのは
やっぱり、寂しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?