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新しい生活のきっかけは、タオルから【アメニティ紹介②伊織】


こんにちは。スタッフの志田です。
すっかり寒くなりましたね。
こんな時期ですが、AMIGO HOUSEではラウンジのジャスミンの花が開花し、とても優雅な香りを漂わせています。


前回に引き続き、ホテルアメニティのご紹介をしたいと思います!

直接肌に触れるものなので、使い心地が良く・安心できるものを。
滞在中も次の日も、明るい気分で過ごすことができるように。
さらに、できたら顔の分かる人や、志や思いを同じく活動しているチームのかかわるものを選びたい。

そんな思いを込めはじまったアメニティ選び。
「そういえば、タオルの専門家と言えばあの人だ」
プロジェクトリーダー・大倉の頭に浮かんだのは、ある友人の存在でした。


『伊織』との出会い

その方とは、松浦巧枝さん。
大倉が都内に住んでいた頃からの外遊び友達です。

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写真左から二番目が松浦さん。
「『伊織』と出会い、タオルの魅力と可能性を感じたのと、地元愛媛の企業がこんな素敵なプロダクトを生み出し発信していることに感動した」

この感動がきっかけで、約5年前に、鎌倉市から地元である愛媛県松山市に移り住みました。

今治タオルとは

愛媛県今治市は、タオルの生産量日本一としても有名ですよね。

「瀬戸内海に面する今治は晴れた日が多く、穏やかな気候と天然の軟水にも恵まれ、タオルを生産するのに最も適した環境」(伊織HPより)

土地柄に加え、明治からつづく伝統技術と職人さんによる丁寧なしごと。
厳しい「認定基準」をクリアして、やっと赤と青のモチーフのロゴが付けられ、今治タオルとして私たちの手に届くのだそうです。


Very Colors

早速、インテリアをディレクションした小宮と一緒にタオルをセレクト。
みるからにふわっふわで、顔をうずめたくなるようなタオルに惹かれていたのですが、

「ホテル用タオルは、何度洗濯しても、良い触り心地が長期間続くような、タフなものがおすすめ」

タオルソムリエである松浦さんの的確なアドバイスを受け、AMIGO HOUSEでは、Very Colorsというタオルを選びました。

「気持ちよさが実感できる、伊織のド定番の優等生タオル」とのことです。

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利用に先立ち、さっそくお洗濯してみると、絶妙な柔らかさとして頼もしい厚み。

家のタオルとして購入する予定です笑(大倉)


『伊織』直伝!お洗濯のすゝめ

先日、AMIGO HOUSEを『伊織』本部の松浦巧枝さん、鎌倉店 店長の吉田満希子さんが訪れてくださいました。

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前に生地でも紹介した、背丈を記入した柱を覗き込んでいる様子。もちろん大家さんのお名前も!


タオル大好き!なAMIGOHOUSEの大家さんも加わり、スタッフとともに「伊織」のお二人からタオルケアの豆知識を伝授されました。

◆お洗濯のコツ
・とにかくたくさんの水で洗う。タオル同士が擦れると痛みます。
・マグネシウム洗剤がおすすめ。
・柔軟剤はなるべく使わない。
・脱水後は放置しない。すぐに干しましょう。
・風通しの良い日陰に干す。日光も、タオルが痛む原因に。

もともとの繊維の品質が良いと、洗濯してもバリバリしないのだそうです。でも、お手入れが粗末だと、せっかくのタオルも痛んでしまう。

タオル職人さんのためにも、ゲストのためにも、AMIGO HOUSEでは正しいケアを実践しようと決意しています!


『今治ブランド』の力に溺れない

『今治タオル』というだけで、消費者の購買意欲は増すもの。
それは、今治ブランドが培ってきた、これまでの信頼の積み重ねだと思います。

ブランドの力に甘えず、自社のこだわり・ものづくりへの自信を持って『伊織』という名前を発信していきたい

タオルは、毎日使うものだから。より生活に根ざしたプロダクトに今後育てていきたい

松浦さんの、風通しの良い言葉が印象に残っています。

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新しくつむぎ出す「タオルからはじまる、豊かなくらし」

実際にお会いして、生きた言葉を聞くこと。
これは、webの情報からは得られない、オフラインの醍醐味だなあ、と感じました。

とはいえ、
「詳しく話聞きたいから、午後愛媛に行きます!」
というのは、ハードルがかなり高いですよね。

オンラインでのコミュニケーションが一般的になったので、AMIGO HOUSEでオンライン工場見学などもできたら良いなあ、と想像しています。

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シャワーの後に使ったタオルがとっても気持ちよくて、思わず、どこのものかスタッフに聞いてしまう。。。

そんな風に、手に触れたものがきっかけになり、プロダクトやコンセプトに興味を持ってもらえたら。滞在の後のくらしに、いい変化が生まれるかもれしない。

マイクロホテルとしての体験+αを期待しているからこそ、気持ちを込めて始まったプロダクト選び。

信頼できるプロダクトもまた、チームの一員のようで、なんだか心強く感じてしまいます。
まだまだ駆け出しのAMIGO HOUSE。これからも進んでゆきます!
どうぞよろしくお願いします。

(文:志田彩佳/写真:斉藤有美/編集:大倉曉)

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