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隣の人の声も自分の声

みんな違うから美しいハーモニーとなり。
みんなで合わせるからひとつの唄になる。

音程や、リズムや、歌詞や、音色とか。
歌にはたくさんの制約やルールがある。

そのなかで、自由でのびやかに、いかに自分らしく、ひとりひとりの個性を大切にするか。

合わせるところと、
合わせないところ。
いっけん相反する、この2つをどうからだに落とし込むか。

衝動やフィーリングを声にしてみて、みんなバラバラなのに、美しいハーモニーになる感覚を掴んでみたり。

カエルの歌の輪唱で、リズムを合わせる感覚を掴んでみたり。

歌の稽古では、歌の技術だけでなく、そんなマインドのトレーニングをしている。

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隣の人の声も自分の声。
だから、頑張らなくていいんだよ。

…合唱曲を練習してるとき、先生が言った。

合唱はみんなで歌うから。
隣のひとに委ねていいんだよって。

最初は、自分の音階や声を守ろうと、他のパートに引きずられまいと、まわりの声をシャットダウンしようとしてたけど。

だんだん、まわりの声をよく聴いて、歌うようなった。

みんなの声は、わたしの声。
わたしにない音色は、みんなの音色で豊かになる。

2022年5月25日
(文責:キャストゆうき)

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