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モデル業をポジティブに

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今までモデル業をしてきて悩み、思考錯誤してきたことをシェアします。同じモデルをしている人には聞けない…自分自身、そんな悩みをたくさん抱えてきました。だからこそそういう経験をシェア…
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#自信

自分じゃない自分になりたかった

モデルにとって嬉しい写真とは、やはり自分の顔がしっかり出て格好良く写っているものだと思っていました。顔が出てなくて誰かわからない写真なんて、撮っても何の得にもならない…全然嬉しくない…。 そんな気持ちは、あることをきっかけに変化していきました。その変化によって、現場での妙な緊張感がなくなり、仕事の幅が広がっていった…今回はそんなお話です。 ◆顔の写りを気にして、一喜一憂する日々新人の頃は、BOOKに自分の体型や顔立ちがはっきりわかる写真を入れたい・入れなければならないので

眉毛がもたせてくれた自信

何か1点、自信を持てるものがあれば変わってくる。私にそれをもたらしてくれたのは、眉でした。ブリーチして黒からハイトーンの金色へ、いわゆる"眉なし"状態の時期がありました。今回はそのときのお話です。 ◆きっかけは海外での作品撮り実は、日本でモデルの眉をブリーチすることは、気軽にはできないと聞きます。 理由としては、肌の弱いモデルだと荒れてしまったり、なんとブリーチを施した人が元の色に戻すのを忘れて帰ってしまったり、そうかと思えばモデル自身がその状態を気に入ってしまい「戻さなく

綺麗な人しかいないモデル業界で学んだ自分に自信を持つ方法

モデルという職業は技術職だと思っています。一見すると綺麗な人が集まっている華やかな世界ですが、入ってみれば撮影に必要なポージングやショーを歩く時に不可欠なウォーキング、CMでの演技力など勉強するべきことが多くあります。 綺麗でスタイル抜群な人しかいない、そんな中で私が生き残っていくためには何が必要なのか。周囲の美人すぎるモデルたちを見ては落ち込みながらも、そのことを頭の片隅で考えながら過ごしてきました。今回は、それに対する私なりの答えを、オーディションやニューヨーク生活での

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