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カンボジアのラタナキリトレッキングが想像の500倍壮大だったお話

Bonjour.
こんにちは。あみーごです。

JICA海外協力隊としてセネガルで活動していた頃からしばらく経ちました。

さて、皆さん2024年のGWはいかがお過ごししたでしょうか。

私はカンボジアへ行ってまいりました。10年ぶりの再訪です。

今回の目的は、協力隊同期でもあり現在カンボジアで働いている友達に会うため、元カンボジアに駐在していた友達含め3人で旅することになりました。現地に溶け込んでいる友達が2人もいるのでとても安心ですね。笑(ちなみに友達2人は元カメルーン海外協力隊員)

11日間の旅行でしたが、結論、全然足りなかったです。笑 現地で出会った、フランス人やイタリア人などはみな4-5週間くらいカンボジアを旅行しているみたいです、羨ましい。

さて、今回はそんなカンボジアで訪れたラタナキリ州について記載します。

ラタナキリってどこ?

みなさん、カンボジアのラタナキリをご存じですか。カンボジアの北東に位置するベトナムやラオスとの国境にある州です。

ちなみに、プノンペンから乗合バスで8時間30分くらいで行くことができます。

ここにビラチェ国立公園という壮大なジャングルがあり、その中をトレッキングできるみたいなんですね。前日にトレッキングを担当してくれるガイドさんがトレッキング概要を説明してくれました。

ジャングルトレッキングの主なコース

ざっくり2つ。
1.上級者コース(ジャングルの中をトレッキングしたり川で泳いだりするコース)
2.中級者コース(川をモーターボートでびゅーんと進んだり、いろいろ)

私が選んだのはプラン2。お友達2人が選んだのはプラン1。(まじか笑)
この日の気温は41度。日向の体感温度はおよそ45度。という灼熱の中プラン1の上級者コースに挑戦することとなりました。

ジャングルトレッキング当日

翌朝8時のピックアップの車に乗り込み国立公園(ジャングル)へ向かいます。途中フランス人一家4人(夫婦+子2人)と合流しみんなで仲良くジャングルを目指します。車は5人乗りでしたので、男性陣はみな車の荷台に乗せられていました。40度くらいある灼熱かつ、砂埃がものすごかったので荷台乗車メンバーはかなり過酷だったと思います…

車に乗ること1-2時間でジャングルとの中継地点(誰かの民家)に到着しました。が、ガイドは誰かのお葬式?に行っているみたいでしばし待ちます。

ひたすら誰かの家で待つ光景

トレッキング前の腹ごしらえ

時間も押してきていたので先にランチになりました。こんな感じの餅米的な米の上に炭火焼きチキンとポークがのっているものと、カボチャのもっちりスイーツでした。どちらも見た目はお腹壊しそう系ですが、ものすごく美味しかったです。(お腹の弱い私でもお腹良好^0^)

肉 on 餅米🤤
もっちりスイーツ🤤

さて、ここからが本題です。

ジャングルに向けた灼熱の道

この誰かの民家からフランス人一家とはお別れし、我々のジャングルトレッキングはスタートしました。フランス人一家はジャングルに2泊するみたいです。我々は、これからトレッキングなのですが、ジャングルの入り口までこの日陰のない道を40min歩くみたいです。気温41度。死ぬ。w

炎天下の道

フォーティーン“14”minかと思ったんですけど(それでも無理)、ガイドはフォーティ”40”min、フォー”4”、ゼロ”0”。って言ってました。上の日陰がない道体感気温45度くらい歩くって死ぬくない?笑

休む間も無くただただこの炎天下の中をひたすら歩き歩き、途中バイクの集団とすれ違うんですけど、道の端によけながらただただ歩くwなんの修行?w

まじで死ぬんではないか、てくらいに、暑い、、、w

途中ジャングルで収穫できるマルワナッツ収穫集団にも遭遇しました。

1キロ20ドルくらいで売れるらしいマルワナッツ

ガイドから「貴重な水にマルワナッツいれるのけっこーおすすめ!」と言われ5粒ずつみんなのペットボトルにマルワナッツが投入wされましたw(土とか木屑が水の中に投入…w)

マルワナッツ膨張してすごいことになってる…

ちなみに水はナッツが膨張して、、こんな感じにペットボトルの中がカオスになりました、、w 引き続きジャングルの入り口目指して歩きます。。。

暑すぎる…w

over thereとの戦い

ガイドが言い直してまで伝えられた、「フォー”4”、ゼロ”0”」という40分はかなり嘘で、3時間30分弱…..炎天下の中歩きました。。。ジャングルの入り口に着いた時には我々3人の体力は残1%…w まだトレッキング、スタートしていない….

国立公園(ジャングル)の入口

ジャングルの入り口到着してから、まもなく川のせせらぎが聞こえてきまして、とにかく炎天下を歩き続けて汗を流したい、というか、クールダウンしたかったので、ガイドに川に入れるか問うたところ、over thereにめっちゃいい川あるねん、と言われ続け、歩くこと1時間30分、、、w(カンボジア人のover thereは決して近距離ではないことが分かりました(笑))

さて、ようやく川へざぶーーーん!

川で泳ぐ&反対岸へ渡る(笑)

外の気温が高すぎて、水温34度?くらい?ぬるい。。。(笑)しかし、最高のリフレッシュになりました。この川は何があっても渡らなければならないので、必然的に泳ぐことになります。行きも帰りも。笑

ジャングルは、舗装されているわけではなく道なき道をひたすら探検、って感じです。タランチュラ🕷や巨大な蝶々、不思議な動物たちに会えるかな〜と期待を膨らませながらテクテク(体力ほぼないですけど)。ジャングルの案内人はサンダルで足取り早くさっさか歩いていました。すごいw

ジャングル案内人
疲れ切ってきた我々

この木からは水分摂取できるのよ、って言って飲ませてくれるガイドのお兄さん。

水分摂取できる木

ひたすらジャングルを歩き続け、竹藪をかき分け、途中なぜか煤(すす)だらけの山道を歩き、白い靴はあと形もなく真っ黒になり、木の水分や木の実や川魚など、食せるものは何でも食しながら、人生大半の体力を使い果たしたんではないか、というくらいに過酷なジャングルトレッキングは、みな仲良く元気に終了いたしました。巨大な蝶々や動物には何も会えませんでした。爆

煤がたくさんの道

ちなみに、行きに炎天下の中3時間30分歩いた道をまた歩いて戻るよ、と言われたのですが、ブーブー言っていたら、帰りはバイク迎えにきてくれました。(行きもバイクでよい説ww)

ムキムキお兄さんバイク

行きに3時間30分歩いた道は、バイクでさえ、かなり長く感じました。我々3人よく頑張りました。えぇ、本当に。笑

現地在住の友達のひと言
「2度とやりたくはないけど、やってよかったリストに入るね♡」爆

私たちは日帰りのプランでしたが、ジャングルに泊まってキャンプするプランもあるそうです。日帰りツアーの口コミは過酷すぎてつらたん、宿泊プランの口コミはめっちゃ高評価の模様なので、時間のある方は泊まってみるのもよいかもですね!

以上、カンボジアのラタナキリのジャングル体験でした!

ビラチェ国立公園

それでは、また。
À bientôt.

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