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障害児育児と仕事の両立を目指して。育休3年とって退職しました
はじめに
はじめまして。あみと申します。
障害のある子どもたちに親としてできる最善を、でも仕事もあきらめたくない。
子どもたちが将来、たとえ働けなかったとしても、幸せに生きてほしい。
この2つを叶えるために、新卒入社した会社で育休を3年取ったあと、復職せず在宅ワークという道を選びました。
障害児育児と仕事の両立を諦めたくない人、一度諦めてしまったけど、再チャレンジしたい人。
そんな方に向けて、少しでもお役に立つ情報を発信したいと思い、noteを始めました。
自閉症の息子と腕神経そう麻痺をもって生まれた娘
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私には5歳の自閉症の息子と腕神経そう麻痺を持って生まれた3歳の娘がいます。
息子はたぶん知的障害もあります。(DQは38)
息子は1歳半くらいから同じ月齢の子たちと比較すると、言葉の遅れが目立つように。
視線も合いにくく、呼びかけても反応しないことが多かったので、その頃から、おそらくなんらかの発達障害があるだろうと覚悟していました。
一方の娘は、出産時の影響で腕神経そう麻痺を持って生まれました。
左腕の肩と肘を動かす神経の根本が首にあるのですが、そこから神経が引っこ抜けた状態です。
手術をしないと治る見込みがないということで、生後5ヶ月の時に大手術をしました。
現在は、走ると腕の振りに差があったりはしますが、平気でジャングルジムや鉄棒で遊びまわり、日常生活ではほぼ問題がないくらいに回復しています。
自閉症の息子について
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息子は今現在5歳10ヶ月。
言葉の発達は3歳10ヶ月の娘より遅れていて、3歳前半くらいといったところ。
不安感が強めで、新しい環境や初めてチャレンジすることが苦手です。
感覚もちょっと過敏で、芝生のチクチクを嫌がったり、濡れた服はすぐ着替えたりします。
あとは、自分の話したいことは熱心に話してきますが、人の感情や周囲の状況を読むのも苦手。
危険予測ができないので、駐車場でもぱっと走り出したりしてしまいます。
一度、保育園から飛び出して駐車場まで行ってしまった時は肝が冷えました。
今でもこんな感じなので、もっと小さい頃は本当に大変でした。
外にいる時は気が抜ける瞬間は一時もありません。
家にいる時でも細心の注意が必要だし、なにより大変だったのは息子が赤ちゃんだった娘を突き飛ばすこと。
2〜3歳頃の息子にとっては赤ちゃんだった娘がよくわからない存在だったのかもしれません。
頭を打っては大変だと、私も必死に止めるのですが、全く効果なし。
今思えば、当時の息子は発達具合からいってまだ1歳前後。
そりゃ分かるわけない…
でも、当時の私には思いもよらないことなので、イライラが募ります。
書くのも辛いですが、虐待行為のようなこともしました。
息子のことは間違いなく愛しているのに。
このままだと取り返しのつかないことになるかも…という恐怖を抱えながらの育児でした。
保育園探しが転機
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息子の療育を始めたのはちょうど3歳頃です。
正確には療育とはちょっと違い、市の「遊びのお部屋」というところに月一で3ヶ月間通いました。
「遊びのお部屋」は3ヶ月間しか通えず、そのあとは療育ということで、療育先を探し始めたのが2021年の春か夏頃だったかと思います。
ちなみにこの頃は娘の育休中で、息子は保育園に通っていました。
息子は小規模保育園に通っていたので、年少からは転園が必要です。
今思えば、この保育園探しが私達家族の大きな変化のきっかけでした。
子どもたちに合った保育園に通わせたい
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私は働くことが好きなので、仕事そのものを辞めるという選択肢はありませんでした。
(職場を辞めることは考えていた)
なので、保育園探しをするわけですが、何を基準に選ぶかに迷いがあったんです。
職場が片道1.5時間もかかるところだったので、保育園は家に近いところじゃないと厳しい。
でも、本当にそれで良いのか。
特に息子は発達の遅れがや特性があったので、常にみんなと一緒の活動を強いられるようなところでは、ストレスになるのではと思ったんです。
保育園で過ごす時間は子どもが活発に活動する時間ですよね。
できれば、のびのびと息子らしく楽しく過ごしてほしい。
その中で息子の成長が促せるような環境があったらなぁと理想をあきらめきれないまま保活をしていた秋頃に、奇跡的に理想の保育園を見つたんです!
それが今通っているこども園なのですが、もともと住んでいた市の隣町だったので、すぐに引っ越しの準備を進め、翌年の4月には引っ越しと転園を完了させました。
在宅ワークを選んだ経緯とメリット
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在宅ワークを選んだ経緯
在宅ワークをはじめたのは、その隣町への引っ越しが大きな理由です。
職場からさらに遠くなったため、退職せざるを得ませんでした。
また、その町では仕事を見つけるのが難しく、就労も厳しい状態。
おまけにこれから療育もするなら、さらに働く時間は限られます。
でも療育の時間を削ることは絶対にしたくなかった。
それでも仕事はあきらめたくなかった私が引っ越しを決断できたのは、育休中に始めた副業があったからです。
その副業がブログです。
当時はまだ月3万円くらいの収入しかなかったのですが、まだまだ収入を伸ばせる確信がありました。
子どもに合った環境を選べて、療育も通えて、仕事もできる。
もうこれしかない!
ブログ専業になろう!!
ブログやってて本当に良かった!!
と、ブログをはじめた自分を褒めました。笑
在宅ワークのメリット
ブログを始めたことで得られたメリットは、主に5つです。
パート代以上を稼げるようになったこと
交友関係が広がったこと
対人関係のストレスがほぼ無いこと
時間にゆとりができたこと
自己効力感を感じられること
パート代を稼げるようになり、子どもの将来に対する金銭面の不安も多少やわらいできました。
そして、オンラインで繋がった仲間は気の合う人ばかり。
というか、気の合う人とだけ付き合えばいいのですごく気楽です。
パート先の苦手な人や、こども園のママ友などとも付き合わなくてOK。
定型発達児のママと話していると、どうしても傷つく瞬間ってありますよね。
(相手の問題じゃなくても)
在宅での仕事には通勤時間がありません。
その分仕事の時間が増えるし、療育にも行けるし、子どもの急な体調不良にもすぐ対応できます。
職場に申し訳ない…なんて罪悪感も不要です。
そして、自己効力感。
自己効力感とは「自分ならできる、きっとうまくいく」と信じることができる認知のこと。
障害児育児って上手くいかないことの連続ですよね。
身も心も本当に疲れ果てます。
在宅ワークに限らず、仕事にはそんな疲れ切った心を引き上げてくれる効果があるなぁと感じています。
ブログで実際にどれくらい稼げるのか
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私と同じような悩みを持っている方にとっては、ここが気になりますよね。
ブログの収入は決して安定しているわけではありませんが、一般的なサラリーマンのお給料以上を稼いだ月は何度もあります。
ちなみに月10万円を達成できたのはブログを始めたちょうど1年後でした。
現在はブログ運営のほか、ブログ収益化の個別サポートなどもしています。
働きたいけど働けないママたちへ
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仕事柄、X(旧Twitter)をよくチェックするのですが、障害児育児によって仕事をやめざるを得ない状況にあるママがたくさんいることを知りました。
私のように、自分にできることを見つけて家で働く道はたくさんあります。
その方法を一緒に模索する、私はそんな形で障害のあるお子さんやそのご家族をサポートしていきたいなと思っています。
最後に
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ここまで読んでくださりありがとうございます。
noteでは私が実際にブログでどうやって収入を得ているのかや、障害児育児と仕事を両立するコツなどについて書いていきたいと思います。
実際、ここまでの道のりは決してラクなものではありませんでした。
子どもたちとの時間を削った時期もあります(今もたまにあります)。
でも、もしあの時、パートをやめずに片道1.5時間かけて働いて、1.5時間かけて帰って、お迎えに行って、ごはん、お風呂…寝かしつけの日々だったら…。
ムリです。私には絶対にムリ。
毎日イライラして、子供や夫に当たり散らして、療育にも満足に行けず、息子もここまで成長していなかったかもしれません。
たかだかパートの収入では子どもたちの将来への不安も大きくなるばかりだったでしょう。
もし、あなたが今、かつての私と同じように悩んでいるなら、在宅で働きながら、家族との時間を大切にする生活を手に入れるための一歩を踏み出してみませんか?
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