ぐらしあすの「訪問看護ステーション」

ここ数年の間に精神障害者に特化した訪問看護ステーションが増えてきた。
例えば、A訪問看護ステーションがあるとしよう。医師の指示があればB病院に通院している患者さん、C病院に通院している患者さんも利用できる。さらに自立支援医療も適用可。訪問看護ステーションのナースは、患者さん宅を訪問し、服薬の様子、食事の様子、バイタルチェック、医療的なアドバイス、そして「患者さんの日常のお話」も聴き、総合的に全体の様子を把握する。医療行為が可能なのでナースならではサービスだ。
そして患者さんの状態を主治医にフィードバックする。また、その患者さんが生活の支援を受けていれば、担当の相談員などにもフィードバックする(本人の同意を得て)。いわゆる、医療と福祉のネットワークにおいて、患者さんをネットワークで支える上でのリアルタイムな情報の共有ができ、ネットワークはさらに細かく機能していく。医療と福祉という車の両輪の一役を担っている。精神科ナースの家庭へのアウトリーチはとても大切で重要であるとつくづく感じる。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。