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狂気と自滅

フラバや希死念慮に駆られる時、いつもいっその事狂ってしまえればなと思う。
でも人間ってそう簡単には狂えない。
それが分かっているから、辛い。
でも私の母は違った。
言い方は酷いけれど、あの人は最終的に完全に狂って自滅した。
あの光景を目の当たりにした時、人生で初めて正気で居たいと思った。

でも私はそんな思いもすぐに忘れ、軽率に狂いたくなるのだ。
多分自分は狂うことは無いと、どこかで思ってるからかもしれない。
そんなこと誰にも分からないのに。

酒を飲んでも薬を多く飲んでも、一時的にしか狂えない。
それは救いなのかといつも自問自答する。

でも私は嫌でもどんなに辛くても正気で居て、自分と向き合い続けなければならない気がするのだ。
はっきりとした理由は分からない。
私が死なない為の防衛線なのかもしれない。

正気で居るのも、狂ってしまって自滅するのも自分が辛いか、周りが辛いかの違いだと思う。

あなたはどっちで居たい?




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