だって私生きてるし
私はよく根は真面目だねと言われる。
根っこじゃない葉の部分は不真面目なのか、と言いたくなるけど私の性格は到底真面目と言えるものでは無い。
自分で言うのもなんだが、真面目に見せるのが上手いだけだ。
それで失望された事も沢山あったし、逆に気に入ってくれた人もいた。
私自身はそんな自分のなかにある、真面目と不真面目に葛藤と矛盾を感じていた。
昔から100か0、白か黒の思考だったから真面目か不真面目かどっちかに振り切ってしまいたかった。
そして、出来れば不真面目で居たかった。期待されるのが怖かった。
私は常に他人の目を気にしていんだと思う。
こう見られたいという自分と本当の自分。
他人から良く見られたいと思う人が多いと思う。
でも私は逆だ。
相手の好意や期待が怖い。
常に私はサイテーな人間だからと思ってるし、相手にも思って欲しかった。
中途半端な、慰めや伸び代なんて提示されたくなかった。
結局ありのままの自分で居たかった。
それが周りに認められないとしても。
私は生身の人間だ。
生きていたら感情だって、コロコロ変わる。
お人形じゃないんだから。
私たちは常に生活して、色んなものを感じ取って。
良いことも悪いことも。
それを気づけたこと、感じ取れたことを良しとしたい。
感情や性格が変わる事なんていくらでもある。
今日思っていたことが、明日には180度変わることなんてザラにある。
それでいい。
誰にも文句なんて言わせない。
だって私達生きているんだから。