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【愛着形成】とは。その重要性を考えてみた。



保育や子育てに関わっていると【愛着形成】という言葉をよく耳にします。

【愛着形成】とは何か。【愛着形成】は何故重要なのか。私なりに考えてみました。


What


【愛着形成】というならば、まず【愛着】とは何か・考え方を理解する必要があります。

母子の【愛着】は、【愛着理論】をもとに考えられています。

【愛着理論】とは…

🌳不安な気持ちのとき『この人がいれば大丈夫』と思える止まり木のような存在として周りの養育者(以下、母と記載)を確立していく。🟰【愛着】
🌟止まり木の存在があると、子どもは自信や勇気を持って、外の世界に飛び出してみることができる。それは、幼い頃から少しずつ行動範囲が広げられていき、成長すると対人関係まで安定して広げられる基盤となる。
🩷愛着は、幼いほど身体的な密着であらわれるが、大きくなるにつれて精神的なつながりとなっていく。

あなたの思っていた【愛着】の中身と同じだったでしょうか?

WHY

【愛着形成】が何かをハッキリさせると、なんだかとても大切そうなことが分かりました。何故、大切なのか、私なりに結論づけてみました。

どうやら愛着は色々なモノの基盤になっていそうです。

安定した基盤の上には、物質的・対人的な外の世界との安定した広がりができる。

何より自分自身が精神的に安定できることが大切なメリットだと思います。

つまり、物質的・対人的だけでなく、精神的にも安定した広がりができるのです。

精神的な安定した広がりは

自己肯定感…自分はありのままで生きていてよい、それだけで価値のある受け入れられる人間だと思える気持ち。
主体性…自分なりに考え、自らの意思で行動に移し、自ら結果に責任を持つ姿勢や能力。

につながっていくと考えます。
以下の記事に、詳細を記載しましたが、
自己肯定感や主体性は【幸せ】に直結していると考えています。


まとめ

💡愛着形成とは、母が安心できる止まり木であると子が認識すること。
💡愛着形成は人生全ての安定した基盤になるもの。
💡精神面でいえば、高い自己肯定感や主体性につながっていく重要なもの。

💡高い自己肯定感や主体性は【幸せ】に直結するため、愛着形成は【幸せ】の基盤として必要なもの。


愛着形成の重要性について私なりに考えてみました。
今回も読んでいただきありがとうございました。


⚠️注意⚠️誤解しないで

母は、止まり木の存在ではありますが、
『手のかけすぎ』は逆に【愛着不全】につながります。
子どもは自分で自信・勇気を持って外の世界に飛び出すのです。子どもの『生きる力』を奪わない関わりが必要なようです。
あくまで、止まり木として、離れる鳥の足を掴んではいけないようです。

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