雑文「ベストメディア」
どうも、あめしきです。
これまではショートショートや短編小説など、作品ばかりアップしてきましたが、ちょっと雑文的なものもアップしていこうと思っています。更新頻度的にも。
日々起こったことや思いついたことを書きますが、「日記」ではなく読み手を意識した「読み物」を目指したいところです。では。
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「ベストメディア」
面白い漫画を映画化して面白くなかったり、その逆だったりする事は良くある。
それは作り手の力量もあるが、「ベストなメディアではなかったから」と言う理由もあると思う。
ある内容を形にするのに最適な「ベストメディア」という考え方はあると思う。
漫画に向いていた話が、必ずしも映画というメディアに向いているとは限らない。そもそもその話は音楽にした方が良かったかも知れないし、絵画にすべきだったかも知れない。
選ぶメディアによって、その伝わり方は全く違うものになるだろう。
で、話は変わるようだが、「雑誌のキャッチコピー」が好きだ。
ファッション雑誌の「春は『愛されコーデ』で決まり!」「『ちょいワルおやじ』に続く新たなトレンド!」「この夏は『着やせマジック』ではじけちゃえ!」などなど。
こういうキャッチコピーが最近面白く感じる。
たぶん、雑誌の中身と同じぐらいの労力をかけて、雑誌編集者はこの「キャッチコピー」を考えている。
大の大人が会議室で「愛されコーデより恋するコーデの方がいいですよ!」「いや、着やせマジックより着やせトリックの方が!」とかやってるわけだ。
そういうの想像したら面白くて、このようなキャッチコピーの言葉を収集してみようか、なんて考えているのだけど、最終的に「どのようなメディア」にまとめたら良いだろうか。
普通に考えたら図鑑みたいな形式にするべきか。いやいや、相関図にまとめるべきか、はたまたキャッチコピー検索エンジンや前衛アートなんて選択肢もあるぞ…。
うーん、何がイイと思う? 友人のN女史よ。
「そうですねぇ…百人一首?」
そ、それだ!
「OLの~春のコーデは モテニット~」
「はい、WITH!」
解決、これがベストメディアだ!
…こんな事を考えて、毎日楽しく生きてます。
(了)