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2年間の北海道移住生活。大自然を思い切り堪能できました。北海道最高!

2017~2019年の2年間、北海道旭川市近くの小さな町に主人と一緒に移住しました。寒いところが大好きな主人と、「北海道移住」の響きに憧れていた私。全く知らない土地に静岡から移り住みました。

北海道で待っていたのは感動ばかり。
北海道に移住して、本当によかった。ありがとう、北海道。


<目次>

1、食べ物がおいしすぎるぞ、北海道
2、人が優しいぞ、北海道
3、普通にキツネがいるぞ、北海道
4、めちゃくちゃ寒いぞ、北海道
5、景色がきれいずぎるぞ、北海道
6、大好きだぞ、北海道!


1、食べ物がおいしすぎるぞ、北海道

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北の大地のグルメは想像以上においしかったです。

スーパーで買う野菜も、値段は本州と同じなのに、甘みが強かったり、新鮮で本当においしかったです。家の近くに野菜市場があり、大量の野菜や果物、魚が格安で売られていました。玉ねぎ10kgとか、じゃがいも10kgとか…業者の人がキャベツ30玉くらい買っているのを見かけましたよ。むしろバラ売りしてなかった(笑)

100円回転すしが大好きな私たち。食に強いこだわりがあるわけではないので、トリトンに行く機会を逃しました(家から遠かったので)。
しかし! 100円回転すしでも十分おいしいではないですか!!本州のときに食べていた100円回転すしの魚と比べると、同じチェーン店で、同じ値段でも新鮮さ、おいしさが違いました。感動しましたね~。北海道の人にこの感動を伝えても、まったく理解してもらえませんでした。

北海道で有名なスープカレー。野菜たっぷりで深みのあるカレースープ。1度食べたら病みつきです。辛さも細かく選べますし、ゴロゴロ野菜とでっかい骨付きチキンが最高です。家であの味を作るにはかなりの研究が必要なのでは??

お呼ばれするバーベキューに必ず登場する、ジンギスカン!臭みもなく、独特の風味がクセになって、おいしかったです。食べるほどに、ハマります。ジンギスカンは、本州ではなかなか売っていないし、馴染みのない食材ですが、北海道では普通に食卓に並ぶようですね。うらやましい。


2、人が優しいぞ、北海道

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本州から急に北海道に引っ越した私たち。北海道のだいたいまん中の、小さな田舎町へ移り住み、北海道人の温かさを、身をもって実感しました。もちろん初めはお互いに緊張していましたが、1度話してしまえば「友達・仲間」のように、温かく迎え入れてくれました。みんな気軽に、話しかけてくれるし、イベントや行事にも積極的に誘ってくれて、すぐに町の人と打ち解けることができました。

困っている事があれば相談に乗ってくれるし、解決策を一緒に探してくれました。非常に親身になってくれ、心強かったです。田舎コミュニティすごいです。(ちなみにウワサは一瞬で伝わりますよ笑)

また、主人も私も、北海道の新たな土地で新しい仕事を始めましたが、職場の人間関係も良好で、とても働きやすい職場環境でした。職場の窓からは大雪山が望め、毎日のんびりと働くことができ、北海道の田舎暮らしの良さを実感しました。


3、普通にキツネがいるぞ、北海道

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本州では見かけないキツネ。山道をドライブすれば道端に普通にいます。旭川市の中心地や旭川駅の周りにもキツネがたくさんいます。特に冬は積もった雪に、キツネの足跡が続いているのでそれだけでも癒されます。

エキノコックスの知識もしっかりと学んでいる北海道人。可愛いからと言って触ってはいけないんですね(本州の人は知らないです)。しかも、庭に水を溜めておいたり、生ごみを外に置いておいて、もしエキノコックスを媒体するキツネがそれに触れていたら、それを触った人間もエキノコックスに感染してしまうそう。全然知りませんでしたよ!!

でもキツネはかわいい!


4、雪だ!めちゃくちゃ寒いぞ、北海道

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私のふるさと静岡は、1年中雪が降りません。
北海道は10月~3月まで雪景色です。こんなに降るんだ、と思うくらい雪が降りました。どんどん積もっていく雪。きれい・・・なんて思って2年間を過ごしました。

主人はアメリカウィスコンシン州出身(五大湖、カナダに近い)で、寒いのが大好きです。いつでも雪が降ってほしい人なので、北海道はまさに天国。彼のふるさとの方が北海道よりも寒いため、家でも暖房はあまり使いませんでした。

・・・私は寒さに慣れる練習として、なるべくストーブに頼らないようにしていました。家の中でもダウンを着たり、ニット帽を被ったり。湯たんぽには本当にお世話になりました。

家の中でも白い息を吐きながら過ごしていました。暖房器具(大きなストーブがあるのはリビングのみ。)寝室には暖房が一切ないので、電気毛布を使ってぬくぬく寝ていました。しかし、顔と頭だけは氷点下なので、ニット帽を被って毎晩寝ていました。が、寝返りを打ったときなどにニット帽が脱げてしまうと、頭が寒くて目が覚めました。

結果、北海道移住1年目の12月の時点で、2回も水道管が凍結してしまいました。破裂しなくてよかった~。

どうしてそこまで寒さに耐えるのか…? 答えは、楽しいからです。私たちは北海道に移住して、本州との違いを全てポジティブに捉え、全力で楽しんでいました。

ちなみに、我が家の水道管はマイナス16℃とかだと凍ってしまうもよう…でも念には念を。マイナス10℃を下回る時は水落としするようにしました。

電気屋さんを呼んで溶かしてもらう事態に。1ヶ月に1度の灯油配達のお兄さんが、1度私に聞いてきました。「前回住んでいた人の半分しか灯油を使っていないようですが、大丈夫ですか?水道管凍結防止のために、ストーブを焚いてください。」と。


2年目はしっかりとストーブを使いましたよ。それでもプロパンガスなのに、1ヶ月の灯油代は毎月8,000~9,000円でした。北海道出身の友人は1月で3万円かかると言っていたので、それまたビックリ。

北海道に住む際は、絶対に都市ガスにした方が良いです。都市ガス住まいの友人宅は、昼間誰もいなくても暖房をつけていましたが、毎月1万円と言っていました。

でも私は北海道の寒さに慣れて、寒さに強くなりました。気温0度で心地よいと感じるようになったので、人間の体は鍛えれば強くなるのだと実感しました。

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5、景色がきれいずぎるぞ、北海道

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5月の北海道の景色がきれいすぎます。

理由は水を張った田んぼ。どこを見渡しても全ての田んぼに水が張られ、一面が鏡張りになるのです。空も雲も、家も夕日も全て田んぼに映し出されます。

もちろん、夏の緑や冬の雪景色も絶景ですが、あんなに広大な景色をあちらこちらで見れるのは、やぱり北海道に住んでいないと分からないでしょう。

また、私たちのお気に入りの場所は、朱鞠内湖・屈斜路湖です。冬の層雲峡でできる、格安スノーシューもオススメです。


6、大好きだぞ、北海道!

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今では北海道が大好きです。訳あって今はアメリカに住んでいますが、いつかまた北海道に戻りたいです。第二のふるさとと呼べるくらい、北海道が大好きです。北海道は広いので、北海道の良さを知って体験するには、旅行ではなく「住む」ことですね。

本州の人が言う、「せっかく北海道に行くだから、札幌・小樽に行って、旭川と富良野、知床も気になるな~」を2泊3日で考えている旅行プランに笑ってしまう北海道人の理由が分かりました。北海道は本当に大きい。

そんな北海道が大好きです。

大好きな北海道で結婚できたのも幸せです。

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#北海道のここがえーぞ

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