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ヒーラー指南書③
誰もがヒーラーに成れる時代の到来です。
【洗脳、、、】
育った環境下で、心の拠り所をもてなかったインナーチャイルドは、心の拠り所を求めます。
愛と光の存在としてこの世に誕生して最初に見た世界である両親の営む家庭が、真実の愛から離れて暴力や虐待、言い争いの絶えない世界であったら、その魂は傷つき心の拠り所を他に求めるようになります。
そこが優しさで溢れていたら、たちまちインナーチャイルドはハマって、その心地良さに無意識のうちに必死になって浸ろうとします。しかし、そこで語られていることや人々の信じていることが、真実でないことがあります。
それにも気づかずに、一生懸命にその信条を求めるうちに、次第しだいに抜け出すことが困難なほどに洗脳されていきます。
そこにハマっていった人々の幼少期、子ども時代を見ますと傷ついたインナーチャイルドの存在を知るでしょう。
知らず知らずのうちに洗脳されていくと、人生丸ごと費やしてしまうことになります。
洗脳されていることに気づかないだけでなく、気づいても抜け出せない深い傷や愛着障害があるからです。
インナーチャイルドの傷は潜在意識の深みにあるため、顕在意識で気づいても癒せません。それとともにエゴの恐怖心や罪悪感があります。洗脳し騙す人々はこの恐怖心、罪悪感を利用します。さらなる問題は洗脳しようとか騙そうとしてではなく、心の底から自分のしていることが、善である、という信念に基づいていたらどうでしょうか?
ある新興宗教の説教は、「人類が不幸の歴史を辿っているのは、原罪があるからであり、復活した真の穢れなき救世主に拠らない限り、人類は救われない。私が預言されていた救世主であり、私を通った者たちやその家族は原罪から清められ救われるであろう」というような内容を滔々と語ります。人類の闘いの歴史をサタンに支配されているとして、純血の民族から生まれたという教祖につながるという風にして、言葉巧みに洗脳します。
潜在意識のインナーチャイルドは無意識のうちに思い込みという思考の蓋をしています。
幼い頃に、親に甘えたくても他の兄弟姉妹のために我慢したり、男の子は(女の子は)こうでなければいけないと親や身近な大人から言われ続けていたら、それを愛だと学んでしまうのです。
「私は大事にされる価値がないと思っている」
「私はしもべである」
このようにして信念は、ドミノ式に波及していきます。
その信念を形成した、集合的無意識の闇に気づきます。
かけがえのない一度の人生を、潜在意識に振り回されないで生きるにはどうしたらいいでしょうか?
どうしたら恐怖心や罪悪感をもつことなく、安心して自分らしくあるがままで生きることができるのでしょうか?
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