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ブカレスト留学 Week18-お寿司レビューとお魚事情

 期末テストが無事に終わりました!!ほぼ引きこもりで写真を撮らない1週間だったので、今回は以前行ったブカレストの寿司レストランとルーマニアのお魚事情について話そうと思います。


ブカレストのお寿司

 ブカレストでもお寿司は日本食として大人気で、街中でも多くの寿司レストランを見かけます。お値段はかなり張ります。スーパーでも日本のようにパッケージに入れられて売られていますが高級品で、食指が動かない見た目をしていることも多々あります。みなさんが予想する通り、ヨーロッパ風に独自の発展(?)を遂げたお寿司が多いです。

 ブカレストで食べたお寿司で、最も寿司の解像度が低かったワースト1位と最も美味しかったベスト1位を発表しちゃいます!

解像度の低さ1位

 こちらはブカレストのショッピングモールにあった、ヨーロッパで有名な寿司➕日本食✖️中国料理の時間制食べ放題チェーン店、MISHI BUFETです。

店内入り口

 店内は回転寿司スタイルで、日本風の装飾が施されていました。料金は平日と土日で異なるため、友だちと一緒に2500円ほどで食べられる平日のお昼に行きました。

レーンを流れる寿司

 ご覧ください。なんだかとびっこらしきものが緑色に染色されています。食の多様性にはオープンな自負があるのですが、カラフルに色付けされた魚卵や、七味オンリーの軍艦、なぜか丸ごとフライにされた巻き寿司には笑いが込み上げてきました。

 安価なビュッフェのため、最初から低クオリティを覚悟していたので、魚のネタ自体はおいしくて意外でした。サーモンとクリームチーズの組み合わせもおいしいに決まっています。
 ただ、酢飯に擬態したお米は、お米大好き人間では決してない私でも寛大な心を要する完成度でした。日本米は高価なため、おそらくこちらで手に入る安価で長細く弾力の少ないタイプの品種を使用していて、べちゃべちゃなお米をギュッと握り締めたようなシャリでした。食感を記述しているだけで笑ってしまいます。

 寿司以外のビュッフェはアメリカン・チャイニーズスタイルの中国料理と、日本の天ぷらや揚げ物を意識しているであろうフライが並んでいました。カニクリームコロッケに擬態した、カニのハサミが刺さっただけの魚のすり身の揚げ物には不意を突かれました。

 安価にヨーロッパスタイルのお寿司にチャレンジしたい、お腹いっぱい食べたい人には、MISHI BUFETは、まあ、行ってみてもよいのではないでしょうか。その場合お米の解像度の低さには目を瞑りましょう。

総合力ベスト1位 

 こちらはSUSHI YOKO YOKOというブカレスト中心部のレストランからテイクアウトしたお寿司です。テイクアウトだと割引価格になり、下の写真のものが3000円いかないくらいでした。

テイクアウトしたお寿司のセット

 かっぱ巻き、アボカド巻きとカリフォルニアロール的な巻物が三種(外側がサーモン、ごま、とびっこのような魚卵)のセットでした。酢飯もお米の粒が立っていて、ネタも新鮮で分厚くてとてもおいしかったです。アボカドやクリームチーズとお寿司の組み合わせ、非常にアリです。

友だちとの日本食会

 テイクアウトで比較的リーズナブルに楽しめるのもおすすめポイントです。お米に厳しい日本人の友だちからも承認済みのおいしさです。

ルーマニアのお魚事情

 ルーマニア料理ではお魚料理はメジャーではありません。ブカレストでは、普通のスーパーだと魚は冷凍されているものしかほぼ見ないのですが、Piață Oborという市場、そして巨大スーパーだと写真のように魚が売られていたりします。

Piață Obor の魚売り場
個人的にはテンションが上がる売られ方

 ルーマニア、一応黒海には面しているのですが、ルーマニアの伝統料理はお肉がメインでお魚は高級品です。市場でお魚を見ても、何の魚だかわからないのと、丸ごと購入して調理するスキルに自信がないのと、鮮度と衛生管理に不安があるため、買ったことはありません。お魚を食べるのはお寿司かトルコ料理にしています。


 ブカレストのお寿司レビューいかがでしたか。めずらしく(?)辛辣な回だったと思うのですが、最後までお読みいただきありがとうございました!!




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