ブカレスト留学 Week2 -国会と市場
大学
ブカレスト大学の授業が本格的に始まりました。Political Science（政治科学）の学部でInternational Relations and European Studies（国際関係とヨーロッパ研究）を学んでいます。
具体的には、ナショナリズム、EU政策、東欧のアイデンティティと発展、などについての授業をとっています。どの授業もヨーロッパ、そしてルーマニアという立場性が反映されていて、日本ではなくルーマニアで学ぶ意義をひしひしと感じています。
チャウシェスクによるルーマニアの「国会議事堂」
Palace of the Parliament（直訳：議会の宮殿）、日本でいう国会議事堂を見学してきました。1984年にチャウシェスクによって建設が開始され、別名国民の館と言われていています。
写真を見てわかるように、贅を尽くした豪華な作りで、昼夜問わず工事が行われ、ガイドさん曰く、公にはされていないけど工事中に亡くなった方もいらっしゃるそうです。おとぎ話に出てくるかのような美しく豪勢な建築に息を飲みましたが、建物の背景にある圧政を思わされ、複雑な心境でした。
市場- Bucur Obor
ルーマニアの知り合いにおすすめされてBucur Oborという市場に行ってきました。日曜日だったからかファーマーズ・マーケットも行われていました。ルーマニア衣装は日本で買うよりは確実に安いのですが、服としてはお高めなので覚悟を決めてから買うことにしています。それでもあまりにもかわいいのでお店を見つけるたびにのぞいてしまいます。毎回店員さんが話しかけてくれるので申し訳ない気持ちに…。
布屋さん、手芸屋さん、ミシンのお店などがあり、洋服を自分たちで作ることも多いのかしら。時代を感じる、少し古びた建物の中にバザールが広がっていて不思議な雰囲気でした。
文章に対して写真が多くなってしまった….。雰囲気が伝われば幸いです！！
お読みいただきありがとうございました。