No. 1よりNo.2

僕は子供の頃からNo.2に憧れる奴だった。
野球でいうならピッチャーよりキャッチャー。
バスケならシュートを決めるよりアシストを決めたい。
バレーならスパイカーよりセッター。

活躍するNo.1の奴を、僕はサポートしたい奴だった。その方が何故かワクワクしたのだ。

不思議な性格だと思う。

もちろん目立つのも好きだ。
でも、1番は誰かに喜んで欲しいというのが強い。

やっぱ自分の良いパスでシュートが決まると嬉しいし、シュートを決めた奴にも喜んでもらえるから。
自分の頭脳で凄いことをやりたいのだ。

名参謀になりたいというか。
リーダーも好きだけど、1番は副リーダーが好きというか。
リーダーをすると、テンパって見えなくなること多いけど、副リーダーやってるときって全体がよく見える。本来の力が発揮しやすい。
サポートする時、誰かの為に動く時って、自分が出来るかどうかを度外視出来るから良い。

きっと、そーいうタイプの人間は僕以外にもいる筈だ、うんうん。

芸人として舞台に立つのではなく、作家として裏からサポートするみたいな。
いつか僕の描く、くだらない物語が映像化されたら嬉しいな。

いっぱい描いて練習だ。
好きなことなら頑張らなくて済む。

気楽に行こう。

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