【140字小説】AI小説家 9 雨語入門 2024年10月2日 19:39 老練の作家から原稿を受けった編集者は驚いた。原稿用紙に万年筆で書く主義だったのに、音声入力の効率の良さを述べていたからだ。『先生が声で書いてるの、知らなかったです』と声を弾ませると、『黙ったままAIに書かせた。無言でね』とあごひげを撫でながら忍び笑った。 #140字小説 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #140字小説 #音声入力 9