【140字小説】野球と祖父 10 雨語入門 2024年10月3日 21:43 『見てるんだ!』ウトウトしていた祖父は目を覚まして怒った。私がテレビの野球を消したからだ。祖父は眠っていても試合を完璧に把握できる不思議能力をもつ…。そんな祖父が大往生した。火葬の間、私はスマホで野球放送を見てる。『じいちゃん、贔屓のチーム勝つといいね』と。 #140字小説 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #140字小説 10