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部下、後輩への接し方について。

まぁ永遠の課題ですかね?笑

どう部下のやる気を上げるのか、どう発言を増やすのか、どうやったら後輩に信頼してもらえるのか・・・様々悩みございますよね。

自分も大学時代のアメリカンフットボール部では70人のディフェンスチームのリーダーをやらせていただいて、苦い経験をしました。(チーム総勢は150人程度で丁度半分ぐらいの人数ですね。)

社会人になり自分も色々と経験していく中で、得てきたものを今回記事にしています。よろしければ最後まで見てやって下さい!

■2:6:2(働きアリの法則)

皆さんご存知かも知れませんが「働きアリの法則」というアリの実験を元にした法則がございます。(内容下記↓↓)

・働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
・本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
・よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、
 ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
・よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、
 全体としてはまた2:6:2の分担になる。
・よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
・サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。
 ※Wikipediaより引用

上記の内容が人間の組織にも当てはまるんじゃないか、ということですね。まぁ、確かに当てはまる部分もございますよね。

部下や後輩にもいるんじゃないでしょうか?何となく仕事をこなしている人、完全にやる気のない人。やっぱりどの組織/チームにもいますよね?

そんな人にどう接しておりますか?

怒鳴ってますか?放任してますか?どうやったらやる気を出してくれるだろう。どう接したら悩みとかを気軽に打ち明けてくれるようになるだろう・・・まぁこの辺は必ず悩むところですよね。。

自分の考えるところでは次の2点が大事だと考えます!

■上位2割に注力!

上記で紹介した通り、この法則は「世の中の原理・原則」です。そのため組織/チーム全体に働きかけるのは、自分でコントロールできる範囲を超えていると私は考えております。

無理やり自分の言うことを聞かすとか、もっとやる気出せよとか、、怒鳴れば怒鳴るだけ相手は離れていくし、組織/チームの空気は悪くなりますよね。そして悪循環が回り最悪の雰囲気になります。

ここで重要なのは、自分のコントロールできる範囲に働きかけるということです。

つまり、やる気があり何か投げかけると必ず発言(返答)してくれる人、組織を変えたいと前向きに考えてくれていて且つ行動力のある人、などの上位2割に働きかけを行うのです。

そして上位2割の人が動き出すとそこにぶら下がるようにして、その他8割の人は付いてきます。(最後の2割は動かない可能性が高いが。。)自分は2割の人に働きかけたつもりだが、結果として8割を動かしたことになります。始めから全体を動かすのは難しいし、それはその人のただの傲慢です。

ここを理解すると、少し気が楽になりませんか?

■日々の何気ない会話が重要!?

ただ、ここで重要なのはその他8割を放任しろと言っているわけではないということです。

その他8割の中でふとした瞬間に急に伸びる人や、上位2割が抜けた際に急にその2割の中に入ってくる人がいたりしませんか?

自分の大学時代はそうでした。大学は4年間という縛りがあるので最上級生が抜けると一気に上位2割が抜けてしまします。ただ、上記働きアリの法則で書いてあるように、そこが抜けると新たな2割が出てくるのです。

これは凄い面白いですよね。

ただ会社では、部署異動や新規事業の責任者に入ってもらうことはあるにしろ、そこまで流動的に人材を動かすのは難しいですよね。

そこで、大事なのは「日々の何気ない声掛け」です。

こいつ本当に生意気だなぁとか、本当にやる気ないやつだなぁとか思って、話す機会は週1回の会議だけ。とかになってませんか?しかもそこで、お前はだから駄目なんだ!とただ詰めるだけの接し方しかしていない、ということはありませんか?

もし心当たりのある方は、それだと何も解決しないということを肝に命じて下さい。

そんな方におすすめなのは、何でもない話を1回してみましょう。趣味の話をするのも良し、昨日何をしていたかを話すのも良し、彼氏/彼女と上手くいっているのかを聞くのも良し。会議などの公式な場以外で何気ない日常会話の回数を増やすのです。

すると、いや昨日こんなことがあって〜とか、今ちょっと彼女と上手くいってないんですよとか、何かしら返答が来るかもしれません。それが仕事とは全く関係のないことでも良いと思います。まずは会話をする、接触回数を多くするということが大事です。その中で、ちなみに仕事でもこういうのに困っていましてとか、これってどうすれば良いですか?とか仕事や本業に関わる話をしてくれるようになるとラッキーですね。

この現象は「単純接触効果」と言って、実際にある心理学の法則です。接触頻度を増やすことにより、相手から好意をもってもらいやすくなる、という内容です。

なんだそのインチキな心理学は!と思った方、思い返してみると実はそうだった経験があるのではないでしょうか?例えばご近所さんでよく顔を合わせている人がいたりとか、部署とかは違うけど朝の通勤時間が一緒でよく会う人とか。そういう人達って意識してはいないが、気がついたら色々なことを話していたり、仲良くなっていたりしないでしょうか?

これは部下や後輩の接し方でも一緒だと思います。

上司や部活でリーダーをしている人は、普段の何気ない会話でその人の特徴や人となりを知ることができるし、部下/後輩目線からも普段から会話量の多い人に悩みや今思っていることを打ち明けたいと思うはずです。

もしかしたら、その会話でその人の意外な一面や違うフィールドの方が活躍できるのではないかと発見することもあると思います。

また違う記事でも書こうと思うのですが、組織/チーム作りでは適材適所な人材配置がかなり重要ですので、こういった「日々の何気ない会話」で人となりを知り、信頼関係を構築できると良いですね!

■まとめ

長くなりましたがまとめると、

①組織/チームの何かを変えたい時は、まずは上位2割に働きかける。

②その他8割の接し方は、「日々の何気ない会話」が重要。

上記2点です。

また別の記事でも組織/チームづくりに関しての記事もございますので是非読んでみて下さい!

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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