記憶しておきたいお酒の話①#7/1
楽しいお酒、美味しいお酒のことは一生覚えておきたい。
私はどうでもいいこと、嫌なことは一瞬で忘れる。そういう風に頭ができている。それに加えて、意識的に「そういう嫌なこと、私忘れちゃうから大丈夫!」と口に出しているのは精神衛生にいい気もしている。攻撃されたことは一瞬で相手を反撃対象にして、反撃が終わったら忘れることにしている。
そして、楽しかったこと、嬉しかったことはずっと覚えている。
だから、お酒のことだって同じでいたいけど、まあ年が年なのでうっかり忘れないように残しておこうかなと思う。
これについては何度も書くことになると思う。私の20代は酸いも甘いも酒と一緒だった。というかそういうお酒がこの先何杯でも何十杯でも飲みたいという気持ちもこめて、タイトルは①にしておく。
今日はまずふっと思い出して笑顔になるお酒2杯。
①白ワイン「トリンバック ゲヴュルツトラミネール」
(画像はエノテカのHPから拝借しました)
香りが花。花束。アロマオイル。
「この香りの香水がほしい・・・!」ってレストランでつぶやいた唯一のお酒。
酒飲みは忘れがちだけど、酒ってそもそもアルコールくさい。
体質でもちろんお酒がダメな人もいるけど、そうでなくお酒を進んで飲まないとかあまり好きじゃない人って味の前にまず口を近づけたときのにおいが「小学校の理科の実験のにおい(アルコールランプ)」「薬箱のにおい(消毒液)」に直結して味わう段階までいかない人って多い気がする。
しかしこれは本当~にアロマウォーターかな?という香りだった。味はきりっと冷やすのが似合う正統派さわやか白ワイン!
ランチでいただいて、雨の日だったんだけど晴れたテラスで飲みたいね~!って友達と騒いで、ランチ終わったあと渋谷のエノテカで探したけど銘柄が絞り込めなくて、レストランにメールして、その時のやり取りまで含めていい思い出。この季節だしまた買おうかな。
ちなみに表参道クラシカさんでいただきました。お任せで選んでいただいてよかった!
②札幌のチェーン居酒屋「黄金の串」飲み放題メニューの梅酒
しょっぱなから①との落差がすごい。名もなき酒。
酒を覚えたての大学生の頃はカシオレと梅酒くらいしか飲めなくって、それで充分楽しかった!まさに日本酒?焼酎?消毒液やんけ!とまだまだ思っていたころに、ぐびぐび飲んで楽しくなっていたのがここの梅酒。週2くらいで通ってたけどろくにバイトもしてなかったのにどうやって飲み代捻出してたんだろう・・・。
先輩が飲み放題で一気飲みしまくってて、店員のおっさん(コワモテ)が持ってきてテーブルに置いた瞬間にイッキで飲み干した結果「もう梅酒品切れしました(ブチキレ)」って反撃されたのもいい思い出。(まだ夜の8時くらいだった。本当だったんかなアレ・・・)
もう梅酒は甘すぎて喉が焼けるから飲まなくなってしまったし、今同じ店に行って、同じテーブルで同じものを頼んでも、あんなには美味しく感じないんだろうな。駄菓子とかと同じで、記憶と一緒になって美化されていっている味。記憶の中ですんばらしく美味しい思い出として残っていてくれ。
もちろん、焼き鳥は梅しそ豚巻きと、もちベーコンで!串鳥もいきたいな久々に。東京にもあるんだっけ。
続きはまた今度。
今日の晩ごはん(予定
ひやむぎ(夏だね
すいか(夏すぎん?
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