色の魔力
ダイエットに失敗した、そんな人は今度食事する部屋を、青で統一して挑戦してみたらどうでしょう。
次のような実験結果があります。
ある学校の生徒30人を男女混合の10人ずつのグループに分けて、テーブルクロスと照明を、赤、黄、青、それぞれの色で統一した部屋で、食事をさせたところ、赤の部屋のグループが、最もよく食べ、陽気に喋りだし、食卓が一番盛り上がり、それから黄色の部屋のグループは、食べるよりもおしゃべりに夢中になりました。
しかしながら、青い部屋では、食欲もわかなかったし、会話も弾みませんでした。 あたかもお通夜みたいな陰気な雰囲気になったと言います。これはメンバーを入れ替えても全く同じ結果になったと言います。つまり色の魔力が人間の食欲に、大きな影響を及ぼしたのです。
赤は太陽は輝いている昼間の色で、人間の生命は躍動して、食欲も旺盛になるのは当然の話で、それに対して、青は夜の色で しんみり落ち着き、ウトウトする環境では食欲もわかないので、テーブルクロスや照明を青で統一した部屋は、ダイエットを行うには最適な場所で、ここでは食欲が減退するから、ついつい食べる量も減りカロリーをとり過ぎることもありません。
でも青い部屋と言っても壁や食器まで 青で統一してはいけません。あまり抑制してしまうと間食に走り、かえって太ってしまうからです。