見出し画像

授業前 no 鬱

オンライン日本語教師、わたあめです。


いま、私は週3回・2コマの授業を行っているのですが、

毎回、あることに悩まされていました。。。


それは何かといいますと、、


授業前の鬱


です。


(授業前)「ああーーーーー、やだやだやだやだ。」

 わけもなく、鬱になるのです。


しかし、授業が終わると・・

(授業後)「ああーーーー!楽しかった。

      今日もたくさん学ぶことがあった!」


スクリーンショット 2020-05-18 15.29.14

この精神の不安定さ、まじで何!?!?!?


しかし、

どうやら、このような悩みは私だけではなく、

ほかの先生方にも共通するようです。


以前、Twitterでつぶやいたところ、

わりと反響がありました。

で、私なりに「授業前、なぜ鬱になるのか」を考えてみました。


1、準備万端じゃない

毎度毎度、授業前に鬱になるかというと、実はそうでもないのです。


あるときはとても楽しみで、

教室で待機しながら

「はやく生徒さん、来ないかしらん♪」と思うことも。


で、それがどんなときか考えてみると、

授業準備をしっかりと行ったときと、一致するんですよね。

つまり、PDCAのPlanを、ちゃんと行ったときなんです。


「あれも、これも伝えてあげたい!」

「あの子、この部分、どんな反応するかな〜あ♪」

と、いろいろ Do したくなるわけです。


私は午前中授業をしていて、

朝早めに起きて授業準備をするのですが、

「うーーーーー、起きたくない。。。」と布団から出ず、

授業の1時間前に起きたときなんか、最悪です笑

(ほんと私、怠け者。。。うう、、マジ最悪・・・自己嫌悪。。)


当然、準備万端じゃないから、

「あーーーー、やだやだ。」

「時間余ったら、どーしよう。。」

「分からないこと聞かれたら。。汗」

 と不安になってしまう。


2、完璧主義すぎる

私のような授業準備を十分に行えないような怠け者でも、


「授業準備の時間って、やってみると、結構楽しいなあ〜」


 と、思うんです(ほんとだよ笑)。


授業準備は、教師自身の学習時間です。

教科書の内容にとどまらず、


これまでの疑問点が線でつながったり、

足りない知識を補ったりと、


自己研鑽するのに、ぴったりな時間。



しかし、なぜか毎回、

「あーーー、準備しなきゃ。。」と、これまた鬱な気持ちになる。。


やってみたら楽しいにも関わらず、なぜ憂鬱になってしまうのでしょうか。


恐らく、「完璧に」準備しようとしているから

ではないでしょうか。


もちろん、

備は万端にしなければなりませんが、

しかし、「完璧な万端」というのは、あり得ません。


だって、授業中

どんな質問されるかは分からないし、

んなハプニングが起こるかも分からない。

だから完璧なんて、あり得ない。


準備段階でできることは、

されるべきであろう質問や反応を、

過去の傾向や学習者の性格から、予測するだけです。


予測、それは仮説ともいえるでしょうが、

これを考えておくだけで、だいぶ心持ちが良くなります。



3、はじめての生徒でキンチョー

しかし、

準備万端!でも、授業前、鬱になるときは実際には多いものです。


私はどちらかというと、

内向的で、人見知りの激しいタイプ・・・。

慣れない方とお話しすると、気疲れしてしまうのです。


だから、はじめの頃は、

無理矢理ハイテンションになり、それで乗り切ろうとしていました。

(ご想像つくかと思いますが)当然、授業後はゲッソリ・・・。


そんな私ですが、今ではだいぶ人見知りすることが、なくなりました。

おそらく、以下のような要因からでしょう。

 【人見知りをしなくなった要因】


  1、場数をこなし、慣れた
  2、授業で伝えたいことが増え、気疲れするヒマが無くなった
  3、雑談をあえて封印


場数をこなしたことは大きいと思います。

でも一番は、お金をもらってやっているんだし、人見知りが・・なんて

私都合のことなどいわない!と、腹をくくりました笑


それと、

雑談をあえて封印しました。

以前の私は、

授業時間の時間稼ぎ(?)& アイスブレークのために、

雑談を行っていました。


しかし、人見知りの私にとって、

雑談はアイスブレークにならず、むしろ逆効果・・。


ダラダラと雑談をし、

思ってもいないのに「へえ〜!そうなんですねえ!」などと、大げさに反応。

かえって授業の雰囲気を悪くしていたと思います・・・汗


だから、もう雑談は無しにして、

ひとまず授業の内容に集中することにしたんです。


すると、授業の合間に、

学生が私について質問してきたり、

学生自身のことを話すようになったりと、

お互いの距離を縮めることができました。


きっと、

私自身が楽しみながら授業する姿を見て、

学生も安心したんでしょうね。

授業準備をきちんと行ったことで、

私自身、授業を楽しむことができました。

はじめは全然話さなかった子も、だんだんと私に心を開いてくれました。




以上、授業前 no 鬱ということで書きましたが、

今後もこの話題については掘り下げていきたいと思います。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?