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不定時詩選:大手拓次〈日輪草〉與森山至貴的作曲【24/10/9】(日本語付け)

(不定時詩選:大手拓次〈日輪草〉と森山至貴の作曲)


登上叮鈴搖響的階梯,
進入廣闊天空 那藍又藍的中心,
我的生命將在那裡萌芽。

誠實的日輪草啊,
循著鈴聲 向上攀登、向上攀登,
天空中舞動的魚的鱗之鏡,
也終將映出你的身影。


きんきんと鈴(すゞ)をふりならす階段をのぼつて、
おほぞらの、あをいあをいなかへはひつてゆけ、
わたしの命(いのち)は、そこに芽をふくだらう。

正直なひまはり草よ、
鈴のねをたよりにのぼつてゆけ、のぼつてゆけ、
空(そら)をまふ魚(うを)のうろこの鏡(かゞみ)は、
やがておまへの姿をうつすだらう。

  因高度口語化而易於理解單字、蘊含節奏感的行文,大手拓次詩作的歌曲改編向來豐富,不論是單人、混聲、純男或女聲,Youtube上有相當多專業作曲家甚至業餘愛好者的作品可欣賞。以譯者目前見解,《藍色的蟾蜍》前兩章的內容多是從自身視角所寫的情愛詩,森山至貴先生選用純男聲恰好合乎〈日輪草〉一詩的特徵:男性一人稱的喃喃自語。

  大手拓次の詩は、口語的な表現が多く、単語もわかりやすく、リズムも明快です。それゆえ、彼の作品は常に独唱、混声、男声、女声などの改作歌曲が豊富に存在します。YouTubeでは、プロ作曲はもちろん、素人作曲も多数参加しています。
  訳者の見解によれば、『藍色の蟇』の最初の2章は、ほとんどが自らの視点から描かれた情愛の詩であり、森山氏が選んだ無伴奏男声合唱は、日輪草の特徴「男性の一人呟き」に非常に適している。

  此曲音高與速度有明顯配合內容的變化,A段旋律的3次反覆也使之異於一般藝術合唱曲,更容易被聽眾記憶。攀登高升、受網包覆的隱匿苦悶、攀登高升,最後以非常清澈(※這在詩集前段相當少見)的思念的詩句加上和A段同樣明亮的旋律,接回A作結,形成了詩文.音樂一體的敘事。作為《創造的草笛》組曲終章,是再好不過的選擇。

  この曲のピッチとテンポは、詩と見事に調和しています。主題部のメロディが3回繰り返されることで、通常の芸術合唱とは異なり、聴衆の耳に残りやすくなっています。
  のぼって、わなに包まれた隠れた苦しみ、のぼって。そして最後には、主題部と同じ澄んだメロディーを伴い、きわめて明るい(※1、2詩群ではめったに見られない)思いの言葉が結びつき、主題部に戻って完結します。
  これは詩.音楽が一つになった物語であろう。組曲『創造の草笛』の終曲にふさわしい選択です。

  原先不知道歌詞時已經相當喜愛旋律,詩集翻譯剛好進行到此,理解文意後著實驚喜,甚至能從歌聲感受到鼓勵。

  テキストを知らなかった頃、既に旋律はかなり気に入っていた。丁度、『藍色の蟇』の翻訳がここに至ったところです。テキストの意味を理解できて嬉しい驚きを感じ、歌からの励ましさえも感じることができました。

  のぼつてゆけ、のぼつてゆけ!

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