映画『PERFECT DAYS』
映画『PERFECT DAYS』を観てきました。
素晴らしい映画でした。
ーーー
映画を観て体感として感じたものは、たとえるなら、机の角を指先で触る瞬間的刺激的な暇つぶしじゃなくて、掌と指、爪の感覚すべてで、机を触る、知る、感じるその「面」としての時間。日常。
そこには「角があるから四角い机」と、刺激的に短絡的に瞬間的に目の前のことをとらえていては知ることのできない、質感や凹凸、温度、空気の移り変わりが、日々、瞬間瞬間にとらえられ、微細なはずのものが余りにも豊かに存在していた