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ふたりで食べるアイス

「コンビニ行かない?アイス食べたい」
お風呂上がりの夜10時すぎ
「準備できたら行くわ!」
と言ってくれる友人がいる

1人で食べるより
彼女と食べたかった

実家の目の前に住む彼女
小学6年生のとき
転校して来てからずっと
わたしの大切な友だちで
いてくれている

強くてしなやかで
なのに繊細な優しさもある
そんな人なかなかいないんだと
大きくなるほどに思う

2人で歩きながらアイスを食べた
彼女は大好きなスイカバー
私は大好きな板チョコアイス

色々あったわたしに
変わらずのままで
隣を歩く彼女の存在に
どれだけ救われたか

冷たい夜風にあたりながら
大好きな人と
大好きなアイスを食べる時間

またひとつ、
わたしの宝物ができた

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