Leica M10-Dを選んだ理由
はじめまして。ame_damariと申します。
これはフォトグラファーでも写真家でもなく、写真が趣味の何者にもなれなかったブルーカラーがM10-Dというカメラに辿り着いたお話。
元々FUJIFILMのXユーザーでした。X-T2を相棒にレンズはXF16mm、23mm、35mm、56mmAPDの単焦点レンズを持って2017年頃から主に東京、大阪、静岡県の浜松を中心にストリートスナップを撮ってきました。
その頃の写真は僕のInstagramで見れるので是非。
日常に寄り添ってくれたカメラ M6
写真がつまらなくなる時期ってありますよね。……え、無い? 僕の場合、恥ずかしながらSNSに評価される為に写真を撮っていて疲れてしまった事が大きいです。情けない。その辺りから自分の置かれていた状況もありデジタルで写真を撮る機会が減っていきました。
それでも写真を撮る行為って嫌いになれなくて、友人と街へ飲みに出掛けた時とか、結婚式に出席した時、旅行した時、妻と喫茶店に行った時とか何気ない日常に寄り添っていてくれたのがLeica社のM6というフィルムカメラです。僕が愛用しているのは92年製、1つ年上。
フィルムカメラのメリットって撮ってすぐ写真を確認出来ないからこそ、チンピング(撮影後にカメラの液晶を覗き込んで結果を確認する行動のこと)の必要がないので、その場の日常に溶け込みやすい事かなって思ってます。肩の力を抜いて素通しのガラスのファインダーで日常を切り取る感覚、充実感はM型ライカだからこそ得られるのだと思います。
デメリットと言えばランニングコストがかかる事ですかね。フィルム代、現像代など、フィルムも値上がりや生産終了してる物もあるのでお財布と相談ですね。
Camera : Leica M6
Film : Kodak PORTRA 400
Lens : Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4
これからのライフスタイルに必要なデジタルカメラ
上記の様に日常に寄り添えて、尚且つストリートスナップでも使えるデジタルカメラとして、どちらも近いコンセプトのFUJIFILMのX-Pro3と悩みましたが、FUJIFILMの機材を全て下取りに出して、Leicaの世界へ飛び込みました。 M10、 M10-P、 M10 monochromeでは無く、M10-Dを選んだ理由として、背面ディスプレイの排除、写真を撮る道具としての美しさ、静寂なシャッター音です。背面ディスプレイが無い事に関しては、M6で慣れていたので、なんの戸惑いも無く使えています。不便なカメラである事は間違いないです笑 でもそんなアナログのスピリットが体験できるデジタルカメラって唯一無二なのかなと思います。
このカメラで僕自身が、この先の人生で何を見て感じて、切り取るのか楽しみです。
Camera : Leica M10-D
Lens : Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4
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