東京都美術館「印象派」展覧会 雑記+おまけ
東京都美術館の展覧会「印象派」に行ってきました。
都内へ出かけるついでに久々に美術館に行きたくて。ちょうど上野で印象派の展覧会開催されていることを知りました。
全然詳しくないのですが、モネの睡蓮をぜひ見てみたい!🚃✨
チケット購入後、「〇時までに入場してください」とQRコードのかかれたレシートをもらって会場へ。ロッカーに荷物を預けて有料の音声ガイドを借ります。
素人なので解説が無いとワカラナイ…😭声優さんの素敵なナレーションで、好きなタイミングで解説を聴けるので借りてよかった!
館内はほとんど撮影禁止なので会場の写真はこちらのみです。
最後のカメラOKエリア↓
フォトスポットもいくつかありましたが、春休み期間の為かなり混雑していました。
限定グッズコーナーもぎゅうぎゅう。いざ買おうとして気づいたのですが、会場外のロッカーにお財布を預けてきてしまいました…。😨
なるべく手荷物を無くしてゆっくり見学したかったのです。会場内に売店があるとは知らなくて( ; ; )
再入場不可と書いてあったのですが事情を話したら結構同じような方がいらっしゃるようで、大丈夫ですよ〜と再入場券をくれて丁寧に対応してくださいました。係員さんありがとうございました…!
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初めて、展覧会図録を購入しました。
館内で展示されていた解説や資料がそのまま載っているので、一度で覚えきれない情報をゆっくりみることができます。関連年表とかも面白いです。そのままインテリアとして飾っても可愛いので、買ってよかった。
表紙が二種類あって、もう一つは睡蓮が表紙でした。オンラインでも販売しているようです☺️
以下は、ついつい集めちゃうポストカードと、雑記です。※素人の感想です。🐥
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展覧会で一番好きになったのが
【ジョゼフ・H・グリーンウッド 雪どけ】
○暗い館内で離れて見るとまるで写真みたい。明るい印象で、なぜか朝だとわかる。雪の白が、キャンバスの地の色なのかぬってあるのか私にはわからないけれど、スキー場を思い出した。
わぁんと小さく遠く音楽が反響していて、鼻が冷たくて、重いスキー靴でざくざく歩く音も思い出してしまった。
この景色を目の前にして、その空気感ごと描いたんだと思う。
川の淵の雪がこんもりしているところの色が、私は特に目が釘付けになった。水色。スモークブルー、というか、紺、茶、黒っぽい色。徐々に絵から下がっていくと、ぴしゃんと写真みたいな風景の絵になる不思議。
いざ、自分が絵の具とキャンバスを前にしても、筆が止まってしまうだろうな。水の色ってどの色なんだろう。と考え込んでしまいそう。
生き物が一切うつっていないけれど、きっと鳥のさえずりとか川のせせらぎとか、風の音なんかの色んな音がしていただろう。
そしてこの場所が好きなんだろうな。
こんなふうに、五感を思いだすような絵を見たのは初めてだった。
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こちらは図録の裏面。
【ジョゼフ・H・グリーンウッド リンゴ園】
○リンゴの白い花が咲く春。アメリカのマサチューセッツの風景だそうです。
日本の桜みたいに、リンゴの花が咲くのを楽しみにしていたのかな。暖かい空気感がある絵画でした。
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【クロード・モネ 睡蓮】
○モネの作品は、他の画家に比べてたくさんの種類の色を使っている気がする。空に、紫や黄色のような色があったり。ここにこんな色を使うんだ、と思うところがたくさんあった。
この睡蓮は、近くで見ると朱肉みたいな赤っぽい色のところが少しだけあって、全体像で見るとそれがアクセントになっているように見えた。
水面の色って、こういう色で表現できるんだ。ラベンダー色みたいな紫をこんなにたくさん使ってる。近くで見るとなんだか塗り途中に見えるところも、遠くからみてみると立体的に見えるから、こういう技法なんだ、と感動。
いつか、フランスのモネの家を訪れてみたい。
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○【チャイルド・ハッサム 朝食室、冬の朝、ニューヨーク】
窓を描いたシリーズものだそうです。アジア系のガウンを着た女性と、薄いカーテンの向こうにマンハッタンの高層ビルの風景が描かれています。薄いカーテンの表現と、花瓶のガラスの表現が面白くてしばらく眺めてしまいました。
○【ジョン・シンガー・サージェント 水を運ぶヴェネツィアの人】
真っ黒の背景に黒い髪と服の女性が描かれているのです。見えづらいのに、なんで黒に黒をのせたんだろう?でもよーく見ると、黒に近い紺で人物のラインが描かれていました。
図録の解説を読んでわかったのですが、色彩の境界を溶け込ませる技法を使っているそうです。だからあえて同じような色を重ねているのね。👀
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○【ヨゼフ・イスラエルス 砂丘にて】
オランダの画家。海岸沿いで、漁師の家族の帰りを待つ少女の作品。風景はばばっと描いたような線が多いのですが、人物は丁寧に描かれていて何か強い感情が伝わってきました。幅20センチくらいの小さな絵画でしたが目が惹きつけられて。うちの子どもたちと重なってちょっと泣きそうになりました。
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○余談
私が気になってしかなかったのは、額縁。
1800年台の作品は特に、厚み10㎝くらいありそうなハデハデな額縁でした。よーくみると、花や葉っぱが彫られていて重厚感があり立派。
いくつかの作品をみて、花が描かれている絵画の額縁にはほとんど花が無くてシンプルな額縁のように思いました。
たまたまかな?額縁の解説は無いので本当のところは分かりませんが、配慮というか計算されてこの額縁にしてるのかなと思いました。
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以上、簡単な雑記でした。
急いで書いたので誤字あったらすみません。
芸術作品に触れると、なんだか言葉にできない感動があって。(語彙力不足…。)
普段使わない脳のエリアがびりびり働いている気がしました。楽しかった!
こちらの上野での展覧会は4月7日、明日までです。
↑今後いくつかの都市へ巡回するようです。
他にもたくさん面白い作品がありましたので
ご興味ある方はぜひ実物を見にいってみてくださいね。☺️
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
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○おまけ
西日暮里のBOOK APARTMENTさんに立ち寄ってきました。
なんと偶然、bon bon堂さんのお菓子が販売されていました。嬉しい!
今まで食べたブラウニーの中で、1番美味しかったです。
普通のブラウニーって、もそもそして水分奪われちゃうけど
すごくしっとりしていて濃厚でなめらかで本当に美味しかったです!
クッキーも買えばよかったなぁ。香りも良くてさっくさくで本当に美味しいんですよ。
ご馳走様でした。😋
○隅田公園の夜桜
おしまい🌸