何のために生まれてきたかって?
例年では少し仕事が減るはずの8月。
暑いせいでしょうか?
でも今年はなぜか、猫の手も借りたい感じです。
大事な問いかけを持っていらっしゃる方が多く、
深い対話に、私もとても考えさせられています。
自分を知るということは大事なことですが、
たまに、できないことをはっきりさせている人に出会うと、もったいないな、と思うことがあります。
「私はこういうのは向いてないんです」
「これはできないんです」
「私ってこういうのダメなんです」
本当にできないのでしょうか?
本当に向いてないんでしょうか?
思い込んでいるだけ、そう思いたいだけ、ということもあります。
「それをしなくていい理由」にしていないでしょうか?
できないことを知ることは大事です。
でも、できること、やりたいこと、好きなことを言えることの方が大事です。
得意なことはどんなこと?
好きなことは何?
本当はどうしたい?
そう問われた時、リスクを考えてしまいます。
好きと言ったらどう思われるか。
得意と言ってしまったあとの責任とか。
そういうリスクから逃れるためには、
とりあえず、できないことや無理なことを言っておけば、楽な気がするのですよね。
しかし、適正なリスクテイクをしないところに、人生の喜びは起こりません。
好きなこと、向いてることを見つけるには
手当たり次第に何かやってみることです。
やりながら考えるのです。
条件などそろってなくても、やり始めるのです。
人間の脳は一度問いかけると、勝手に答えを導き出そうと探し始めます。
答えになるようなことに目が行き、耳が行き、
眠っていた記憶まで呼び出し、何かヒントはないかと探ります。
いくつかのヒントのかけらに光を当て、
それを現実の中に繋げていきます。
引き寄せやシンクロニシティはこうして起こり、知覚されます。
だけど、私たちが一番パワーを出すべきところは、
「知る」ことではありません。
自分は何が好きなのか?向いてるのか?
それらは、何かをやり始めること、どんどんやってみることで分かってきます。
大事なのは、やり始めたことを全力で楽しもうとすることです。
楽しめるように工夫すること。
自分を知りたいと思うとき。
それは、何のために生まれてきたのか知りたいからではありませんか?
何のために生まれてきたの?
何のためにここにいるの?
何のために生まれてきたのか?を考えるより、
「どんな目的を持って生きるのか?」です。
これはもう、決心です。
「知った」ことを元に、
今どんな自分を選択するのか、
これからはどんな目的を持つのか、ですね。
自分を探り、だんだん分かってきた。
そうか、私ってこうなのか。
だからこうなってるのか。
大事なのは、その答え合わせではなく、
じゃあここからどう行く?という部分だと思うのです。
いつだって、「今」が大事なのです。
迷っている人、わからなくなっている人、
一歩、動き出しましょう。
コレかな、と思うことをたくさんやってみましょう。
何も持たず、まずは何も考えず。
それを楽しむことを、工夫してみてください。
それがきっと、目的を持つためのエネルギーになりますし、
生きるための、ポジティブな力にさえなるでしょう。
うちの愛猫の当面の目的はなんでしょう?
お昼寝、でしょうか。^^
新しい爪とぎ兼ベッド、「バリバリボウル」が到着して大喜びです。
ああ、猫の手借りたい。。