頑張りすぎないことと、出し惜しみすることの違いについて
大きな勘違いをしていた。
頑張りすぎないことは
出し惜しみすることではないということ。
頑張りすぎないことを
出し惜しみすることと同じだといつからか思い込んでいたということ。
自分に優しくするとか
頑張りすぎないとか
自分の限界を知るとか
人生はトータル60点でいいとか
そういったことが書いてある本を読んで
なるほど、その通りその通り。
とわたしは思っていた。
頑張りすぎると良くない。
自分に厳しくしない。
100点目指すと辛くなる。
そう思っていたのに。
何でもそこそこ、
バランスちょうどいい感じにできたらいいなんて
思っていたら
自分が何をしたいのかわからなくなった。
頑張りたいけど、
頑張りすぎちゃだめなんだよね。
のめり込めたいけど、
のめり込んだら辛くなるよね。
力を使い果たしたら
へとへとに疲れちゃうよね。
と自分をセーブしている。
辛い思いをしたくない。
がっかりしたくない。
疲れたくない。
そうやって、自分のパワーを抑え込んで
出し惜しみしていた。
それが、
自分に優しくすることだと思っていた。
でも
頑張りすぎないことと
出し惜しみすることは
大きな違いがある。
頑張りすぎない、をできるのは
限界まで頑張ったことがあるからで
出し惜しみしてるうちは
自分の限界を知ることもできないし、
ずっと同じ枠の中で
うろちょろすることになる。
だから楽しくない。
自分の枠を越えるためには
やっぱり頑張ることが必要なときもある。
最近は頑張るという言葉に
嫌悪感を抱くような感じがあるけれど
自分の持ってる力を出しきることは
時に必要だ。
出し切ればセーブすることも選べるけど、
出し惜しみしてたら
自分の持ってる力を知らないまま過ごすことになる。
出し惜しみしていただけなのに、
それを自分を優しくしてると勘違いしていた自分がすごく恥ずかしくなった。