溶けたゆきだるま

30代 夫婦ふたり暮らし / 東京都在住 自分についての気づきや 日常の忘れたくないことを 書き留めます。

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最近の記事

頑張りすぎないことと、出し惜しみすることの違いについて

大きな勘違いをしていた。 頑張りすぎないことは 出し惜しみすることではないということ。 頑張りすぎないことを 出し惜しみすることと同じだといつからか思い込んでいたということ。 自分に優しくするとか 頑張りすぎないとか 自分の限界を知るとか 人生はトータル60点でいいとか そういったことが書いてある本を読んで なるほど、その通りその通り。 とわたしは思っていた。 頑張りすぎると良くない。 自分に厳しくしない。 100点目指すと辛くなる。 そう思っていたのに。

    • どこに行くかじゃなくて、誰と行くかが大事

      とある場所に夫とはじめて行った。 もともとふたりとも、 遊園地とか混んでいる場所は苦手で、 アトラクションもそんなに好きではなかったから、 ふたりで行ったことはなかった。 特にわたしは その場所になんとなくネガティブなイメージがありまして、 ・とにかく混んでいる ・なんだかすごく疲れる(夏は特に) ・いろんな乗り物にならなければいけない感じ ・長い待ち時間は当たり前な感じ ・友達と行くと2人席に誰と座るかを考えなきゃいけない感じ ・あまりおいしくなく割高な食

      • がんばって料理をしていたあの頃

        夫といっしょに住み始めたころは 毎日料理を作っていた。 朝の通勤電車の中でレシピを検索し、 足りない材料をメモした。 帰りは一目散で駅に向かい、 疲れていても毎日スーパーに寄って買い出し。 家に着いてからは 座ってしまうと動きたくなくなるから、 座らずにレシピをスマホで開きながら、 一生懸命に料理をしていた。 主菜一品と、副菜二品。 そしてお味噌汁。 毎日違うメニューを心がけて、 肉と魚がバランスよく一週間に収まるように。 夫の帰りが遅いと 料理

        • 不安な時にしてほしいこと

          不安な時にしてほしいこと。 ゆっくり話を聞いてほしい。 そんなの考えすぎだよとか言わないで。 そっか、そうなんだね、って聞いてほしい。 何がどうして不安なの?とか質問攻めにしないで。 気持ちの整理がついたら話すから。 ただそばにいてほしい。 でもあんまり悲しい顔はしないで。 こっちまで悲しくなるから。  こんな本あるよって難しい本を紹介しないで。 解決してほしいわけじゃないから。 はやく解決してあげなきゃって焦らないで。 こっちまで早く気持ち分かりかけ

          目に映る景色を変えてみる

          きのうは河川敷のベンチでひたすらぼーっとしていた。 わたしはここ最近ほとんどの時間をぼーっとして過ごしているんだけど、 ぼーっとする場所って大事だな、と思う。 家のソファでぼーっとする。 近くの公園でぼーっとする。 実家でぼーっとする。 カフェでぼーっとする。 お寺でぼーっとする。 図書館でぼーっとする。 あこがれのホテルの部屋でぼーっとする。 ディズニーランドでぼーっとする。 河川敷でぼーっとする。 同じぼーっとするでも、 場所を変えるだけで 目

          目に映る景色を変えてみる

          憂鬱な気分が切り替わるとき

          朝起きて、 今日はなんだか憂鬱だな、と思った。 転職エージェントの担当者さんと 内定辞退の電話をする予定だったからだ。 電話がそもそも好きじゃないし、 時間指定があると、それまでドキドキしてしまう。 加えて、紹介してくれた会社を辞退しようとしているのだから、憂鬱だった。 なんにもやる気が起きなくて、 他にしたいことも浮かばなくて、 目標も見つからなくて、 欲しいものも浮かばなくて、 わたし、、大丈夫か?と思っていた。 電話の時間になって、電話がかかって

          憂鬱な気分が切り替わるとき

          わたしのこと、たぶん嫌いだと思う

          あいさつしたのに返事がなかったり。 他の人には笑顔なのに、わたしにはなかったり。 そんな時に 「この人はわたしのこと好きじゃないんだ」 「この人はわたしのこと嫌いなんだ」 と感じる人がいるということを知った。 わたしの場合、 「聞こえなかったかな」 「まだそんなに話したことないから、そんなもんだよね」 と考えるタイプだったから、 そんな風に考える人がいることを知らなかった。 今までの人生で、 中学校も高校も大学も 新卒で入った会社も 最初は気まずい

          わたしのこと、たぶん嫌いだと思う

          買いに行ったお菓子が売ってなかったら

          とあるお菓子が食べたくて、 友だちと買いに行くことにした。 その日は雨で、夕方になり風も吹いてきて、 少し肌寒かった。 一軒目のコンビニに 目的のお菓子がなくて、 ふたりでがっかりした。 少し歩いて二軒目のスーパーに行った。 そこにもなかった。 わたしは 寒いし、歩くのめんどうだし、 雨も降ってるし、 もうあきらめようよ、って思った。 1人だったら確実にあきらめて家に帰ってた。 でも、友だちは 「少し歩けばもう一個スーパーあるから行ってみよう!」

          買いに行ったお菓子が売ってなかったら

          こんな後輩ありえないよね?!の裏側

          先日、耳にした話です。 仲良くしている後輩とランチに行った。 後輩は自分のカレーが来た途端、 自分の嫌いな焼いたニンジンを 何も言わずにわたしのお皿にのせた。 わたしはむっとした。 なぜなら、わたしもニンジンが嫌いだから。 そして、 馴れ馴れしく何も言わずに 先輩のお皿に食べ物を乗せるなんて ありえないし、 ずうずうしいと思ったから。 こんな後輩ありえないよね? という内容だった。 わたしは、この話の問題は その後輩がずうずうしい、ということじゃない

          こんな後輩ありえないよね?!の裏側

          夫を言い負かしたいのか、それとも?

          いつも優しい夫だが ときどきデリカシーのない発言をすることがある。   百歩譲って、 男の人同士での居酒屋で、その発言をするならまだいいが(ほんとは嫌だけど)、 わたしの前でその言葉言わなくていいんじゃない? という話の内容だ。 「なんでそういう言い方するかなあ?!」 「たまにそういう言い方するよね?!」 「どういう気持ちでその発言してんの?!」 いろんな気持ちが湧いてきて、 むっとして、 わたしがそれを聞いてどんなに不快な思いをしたか、 思いの丈をぶつけそうにな

          夫を言い負かしたいのか、それとも?

          たとえ逃げなくても、逃げ道があるという安心感

          ぜったい行かなきゃ大変なことになるから、 仕方なく行く仕事。 いざとなったら休めるけど、 行きたいから行く仕事。 パパもママも仕事が忙しくて休めないから、無理矢理でも行かなきゃいけない保育園。 いざとなったらパパが仕事をお休みしてくれるから、休めるけど、行きたい気分だから行く保育園。 この人とお別れしたら、わたしのこと好きになってくれる人なんていないから、別れられない、という恋愛。 いざとなったらすぐ別れるけど、この人といっしょにいたいからいる、という恋愛。 わた

          たとえ逃げなくても、逃げ道があるという安心感

          家族にリーダーは2人いらない

          頼れる夫でいてほしいと思うなら、 わたしはリーダーじゃなくていい。 気がきく妻じゃなくていい。 強い妻じゃなくていい。 正しい妻じゃなくていい。 できる妻じゃなくていい。 夫が「これ食べる?」と デザートを分けてくれたら 「いいよ、あなたが食べて」って言わない。 「ありがとう。うれしい」って食べる。 夫が運転してる道路がたとえ少し遠回りでも 「こっちの道の方が早いよ」って言わない。 「いつも安全運転ありがとう」って言う。 夫がおみやげにプリンを買ってきてく

          家族にリーダーは2人いらない

          わたしも小説の中のひとり

          小説の主人公がみんな 何か夢に向かって頑張っていたり、 毎日仕事に精を出しているわけじゃない。 毎日ルーティンのように仕事をこなしていたり、 ときどきさぼったり、 仕事に忙殺されていたり、 働いていなかったり、 バイトだったり。 みんながみんな 夢があるわけじゃないし、 なりたいものがあるわけじゃない。 夢に向かって頑張って、 何かを成し遂げてもいいし、 淡々と日々を過ごしたっていい。 何かに向かって頑張らなくてもいい。 恋愛してもいいし、 夫

          わたしも小説の中のひとり

          ばんそうこうを貼る理由

          指先が痒いなと思って、 カリカリ掻いていたら血が出ていた。 さっきスライサーで切ったみたいだ。 血が出てるのを見た途端、急に痛い気がしてきた。 痒いときは痛くなくて、血を見た途端痛くなるという不思議。 だからわたしは、 痛かったことを忘れないためにばんそうこうを貼る。 ここに傷があることを忘れないために貼る。 ばんそうこうを見ると、 ここに傷があったことを思い出せるからだ。 ばんそうこうを貼ること と掛けて、 好きだった人の写真を、ときどき見返すこと ととく。

          ばんそうこうを貼る理由

          空気は入れ替えたい

          朝起きたら、家中の窓を開けたい。 長風呂するときは、ドアを開けたい。 ドアに隙間がないトイレはいや。 家ではトイレのドアは開けておきたい。 余計なものはすぐ捨てたい。 人の入れ替わりがない職場はいや。 いつも同じメンバーしか集まらない会はいや。 風が吹いてない電車はいや。 みんな顰めっ面の会議はいや。 水筒の蓋をしっかり閉めて仕舞うのがいや。 クローゼットを閉め切ってるのがいや。 つまり空気は常に入れ替えたいということ。

          空気は入れ替えたい

          雨の日に思うこと

          急に雨が降ってきて、 お母さんがちょっと顔をしかめながら 急ぎ足でベビーカーを押している。 一方、ベビーカーに乗ってる男の子は 手を前に出して ニコニコしながら 雨粒を触ろうとしてる。 きっとお母さんからは 男の子がこんなにニコニコして 雨粒を触っていることは見えていないだろう。 きっと、   わが子が風邪をひかないように  雨が強くなる前に早く家に着くように 家に帰ったらすぐ身体を拭いてあげて すぐ着替えさせないと。 そんなことを考えているのだ

          雨の日に思うこと