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起業は絶対に友達とするな!一人でしろ
新年を迎え、「今年こそ新しい挑戦を!」と意気込んでいる方も多いと思います。その中で、「起業」「ビジネス」という選択肢を考える方もいるのではないでしょうか?
ですが、ここで起業のちょっとだけ先輩の私から一つ強くお伝えしたいことがあります。
起業を考えているなら、絶対に一人で始めてください!
友達と一緒に起業するのは、一見楽しそうで力強くに見えますが、実際には多くのリスクを伴います。
このブログでは、その理由を詳しくお話しします。
こんにちは、きよ大使です✨(元外務省官僚/外交官/ロンドン大学卒/いろいろ起業家)
初心者にありがちな失敗パターン
起業初心者が友達とビジネスを始める理由は、
仲がいい友達となら心強いから
ノリが合うし、楽しくできそう
一人では不安だから
気持ちはとてもわかります。
一見、これらは自然な理由ですが、ビジネスの現実はそんなに「楽しいことだけ」の甘い世界ではありません。特に、初心者が陥りやすい罠について解説します。
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「やった気になる」罠
友達と話し合いをすると、それだけで「やった気」になってしまうことがよくあります。
「あの企画いいね!」と言って終わり、実際の行動に移らない
事務作業や地道な作業を「どっちかがやるだろう」と押し付け合う
結果、行動が遅れ、成果が出るまでのスピードが大幅に低下します。
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友達と起業することで起こる問題点
1. 100%同じ能力や考え方の人はいない
人間は誰一人として完全に同じではありません。能力やモチベーション、目標がすべて一致することはまずありません。
例えば、「楽しく趣味感覚でやりたい人」と「日本一、世界一を目指したい人」が組むと、必ずすれ違いが生じます。
この違いが大きなストレスとなり、結果としてビジネスの進行を妨げることがあります。
2. 結局は自分が動く必要がある
「人が増えれば負担が減る」と思いがちですが、実際にはそうならないことがほとんどです。
特に起業初期では、意思決定や行動のスピードを上げるために、結局は自分が動く必要があります。他人に依存していると、ビジネスの進行が遅れるだけです。
3. 割ける時間やスキルの違い
「俺ばっかり作業している」「あいつは何もしてくれない」という不満が生じやすいのも、友達と起業する際の大きな問題点です。
どちらかが忙しい、あるいはスキルに差がある場合、一方的に負担が偏る状況が起こりやすく、関係性に悪影響を及ぼします。
4. ミーティングや連絡がストレスに
友達と起業すると、次のような無駄やストレスが発生します:
ミーティングの時間調整や場所選びに手間取る
遅刻や体調不良でスケジュールが崩れる
期待していた返事が遅い、内容が不十分
言い方や対応にイラッとする
これらのストレスが重なると、人間関係が悪化し、結果的にビジネスにも悪影響を及ぼします。
5. お金の問題
お金の問題も、友達と起業する際には避けて通れません。
例えば:
経費や利益の配分で「俺の方が金を出した」「俺が仕事を取ってきた」という言い争いになる
売上の使い道について意見が対立する
金銭トラブルは友情にもビジネスにも大きな溝を生む原因となります。
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友達と「友達」を続けたいのであれば避けるべき(例:お笑い芸人)
起業を友達と一緒に始めると、同じような感覚で友達関係を続けるのは難しくなり、関係性が悪化するケースも少なくありません。
この状況は、お笑い芸人のコンビに似ている部分があります。
「どっちがネタを書いたか」「俺の考案したギャグがウケた」
→貢献度や役割分担とに関する意見の違いがトラブルに…
友情の使い方
そうはいっても、友達はあなたを支えるかけがえのない存在であることに間違いありません。
「これって客だったら、どう感じる?」アイデアの相談相手
「愚痴る相手、悩み相談」など癒してくれる存在
友達は「ビジネスパートナー」ではなく「相談相手、応援してくれる存在」に留めることで、関係を良好に保つことができます。
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一人で始めることで得られるもの
一人で起業すると、成功しても失敗しても得られるものは大きいです。
成功すれば、達成感はひとしおです。自分だけの力で道を切り開く充実感を得られます。
失敗しても、それが次のビジネスへの糧となります。自分の限界や能力を知るきっかけにもなります。
逆にいうと、人数が増えれば増えるほど「成功しても失敗しても」もめがちです。
無用なトラブルや揉め事を避けることができるのも、一人で始めるメリットです。
おわりに:まずは一人で挑戦してみよう!
起業は「楽しい」や「仲がいい」だけでは成り立ちません。
新年の新しいスタートとして、まずは一人で「できる限り」挑戦してみましょう。
自分のペースで動き、試行錯誤することで、学びも多いし、成功への確かな道が見えてきます。