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理想を求めてさまよう、かばん難民生活

あまり物を買うことは多くないが、ことかばんに関しては頻繁に買い替えている。それは、未だに自分にしっくりくるかばんに出会えていないからだと思う。

これまでトート、ショルダー、リュックなど、さまざまな形のかばんを試してきた。しかし、使い始めてしばらくすると「なんか違う」と感じ、また次のかばんを探す。

このように、自分に合ったかばんを求めて試行錯誤を繰り返している

そもそも、自分にとっての理想のかばんとは何か、そのイメージが明確に固まっていないのかもしれない。

多くの人は手が塞がることを嫌うが、私はその点についてあまり重視していない。そのため、リュックのような両手が空くタイプのかばんはあまり魅力的に感じない。

また、用途別にかばんを使い分けたくないため、仕事とプライベートのオンオフ両方で兼用できるものを求めている。たとえば、1つのかばんで通勤時には入館証や仕事に必要なものをまとめたバッグインバッグを入れ、プライベートではそのバッグインバッグを取り出して使うような形が理想的だと考えている。

そのため、ビジネス向けの落ち着いた色合いや形状でありながら、プライベートでも違和感なく使えるデザインが求められる。幸い、もともと派手な色は好まないため、この点についてはあまり悩む必要がない。

また、トートバッグのようなシンプルな形状が一番しっくりくると感じているが、ビジネス用途で使う以上、ノートPCなどを入れて持ち運ぶこともあるのでファスナー付きであることも重要な点となってくる。

このように、かばんに求める条件を挙げていくと、理想に近づくための方向性が少しずつ見えてくる。

ここまでいろいろ整理してきて、理想のかばんを見つけるためには、まず、以下のような点を考慮して、自分のライフスタイルや優先順位をはっきりさせることが重要だと思った。

  1. かばんの用途:
    – 通勤用か、プライベート用か、それとも兼用か。
    – バッグインバッグなどを活用して柔軟に使える設計が必要か。

  2. デザインと機能性:
    – シンプルで落ち着いたデザインか。
    – ファスナーやポケットの有無、素材の耐久性など、実用面での条件。

  3. 持ち運びやすさ:
    – 手持ち、肩掛け、リュックなど、どの持ち方が自分に合っているか。

  4. サイズ:
    – 必要最低限の荷物が収まるか、逆に大きすぎて重くなりすぎないか。
    – 電車で座って膝に置いた時、横幅広くて隣の人に邪魔にならないか

そして、これらの条件をリスト化し実際に店頭でかばんを手に取って試したりしてみる。

最近ではオンラインショッピングでも多種多様なかばんが手に入るが、やはり「思っていた感じと違う...」となることが多く、実物を確認しないと気づかない細かな使い心地があるため、できる限り店舗で試してみるようにしている。本当は、実際に荷物を入れてみて重量感や収納のしやすさを確認したいがそれはなかなか難しい。

こうしたプロセスを通じて、自分のニーズに合ったかばんを見つけられる可能性が高められると思う。

ここ数年、理想のかばんを求めて試行錯誤を繰り返すといった「かばん難民生活」を続けてきた。いま一度自分の条件を整理してみると、かばん選びは単なる買い物ではなく、自分の生活スタイルや価値観を見つめ直す機会にもなるということに気づいたのは大きいかもしれない。

※今、自分の理想に近いかばんはこれかなと。

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あまやく
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