コレペティ≠練習ピアニスト
チャオ!毎日オペラよりマーケティングを勉強して、天雨劇場の構築をしているコレペティの天雨です。
さて、今日は、コレペティとは?
というテーマでお話しさせていただきます。
コレペティとは、練習ピアニストではない。
これは本当に声を大にして言いたい。
舞台上で演奏しているのはコレペティではなく伴奏者。ただ綺麗にピアノを綺麗に弾ければいいだけなのだ。一方コレペティは全く違う。
コレペティの定義は、
オペラ劇場にて、ピアノを弾きながら歌手に稽古をつける者。
この中に、舞台上で歌手と共に演奏する者と言っているだろうか?
この職業の起源を見れば、簡単にイメージができると思います。
その昔、劇場において、ピアノはオーケストラの代用であった。稽古のリーダーは指揮者で、指揮者自身がオーケストラを指揮する前にピアノを使って、歌手に稽古をつけていた。これがコレペティの起源。
つまり、コレペティは指揮者の仕事で、コレペティはピアニストではない。だからと言って、ピアノが弾けなくてもいいというわけではないが、ピアノが目的ではないということ。大事なのは、指揮者のようにコレペティとして、音楽を深く理解して、歌手に指導や説明を言語化できなければならない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?