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2024、出会ったアーティストへのラブレター

昨年11月からライブハウスに足を運び始め、今年なんと80回以上もライブを見ていた。
今年は私も大学を卒業し就職の年で、仕事が始まってからはかなり無理したスケジュールも組んだが、足を運んで良かったと思える現場が殆どでした。
今までの人生でここまで多くの初対面の人と関わることは無かったし、ここまで多くの時間をライブに費やすことも無かった。記事中でまた触れますが、その他にも様々な初体験や挑戦が出来ました。
今年1年は間違いなく自分の人生のターニングポイントと言えます。

今年は本当に様々なアーティストさんに出会いました。その中でも特に私に影響を与えてくださったアーティストさんをピックアップして感謝のラブレターを綴りたいと思います。
全世界公開のラブレター......。

主謀者翔馬さん

これだけ多くのライブに足を運んできた私ですが、全てのきっかけはこのお方。感謝してもしきれません。

2024年の目撃回数は46回でした。(主謀者翔馬名義以外の出演も含む、配信は含まず)
平均すると8日に1回お会いしている計算になり、1番仲の良い友人よりも全然多く会っていてビックリすぎる......。

今年前半は出会ったばかりということもあり、LIVEでは初体験の曲の連続。そして、聴いたことがある曲についても目撃する度に印象が変わることに驚き、LIVEは生物(なまもの)ということを強く実感したのでした。LIVEが無い期間も曲を聴き込み、今まで気づいていなかった音の存在に気づく等、曲の新たな一面を発見する度に、主謀者翔馬ワールドにどんどん惹き込まれていきました。

6/28 club asiaでの単独公演を目撃してからの今年後半は、彼の音楽が好きという状態から1歩踏み込み、彼の活動姿勢、その曲で語られる思想そのものに惹かれていました。
1回1回のLIVEでその場にいる全員の心を掴もうとする気概、貪欲さ、止まらずに高みを目指す姿勢。それを感じさせてくれる毎回のステージに勇気を貰いました。
今年1年、大変なことも多かったけれど、酷く落ち込むことなく乗り越えられたのは、翔馬さんの楽曲やLIVEでの姿に力を貰っていたからです。
本当にありがとうございます。
来年も沢山目撃しにいきたいです!

Ophelia 20mgさん

3/30アプロ赤坂での「致死量準備室」で初めてお会いしました。そこからOphelia 20mg さん主催の「致死量実験室」に通うようになりそこで。また他の場所でも何度か目撃し、今年お会いした回数を数えてみたらなんと9回!
彼女のステージに惹かれるのは曲調が好きという理由もあるのですが、その表情や立ち振る舞いに、一気に世界観に引きずり込む力があるからだと感じています。とくに曲の見せ場でステージのセンターに佇みこちらを見据えている時の眼力よ。
物販でお話した時、とてもしっかりしていて驚きました。伝えたいことをはっきり言ってくれるし、それでいて底抜けの明るさを持ち合わせているので話していて不快になることも無く、つくづく私とは正反対の性格の方だなと思っていて、私に足りないその強さに、密かに憧れています。
ステージで特に印象に残っているのは11/8の天使のお衣装。バラードよりも毒々しく激しめの曲が好きな私ですが、その日はお衣装や演出やおふぇたんの表現力のおかげか、穏やかな曲がとても沁みて、普段の魔女姿とは違う新たな一面が見られたことが印象的だったのでした。
来年もお会いする機会は多いと思いますが、また色々なお姿を見せてくれるんだろうな、と、今から楽しみにしています!

やちよゆゆさん

5/26の「致死量実験室」で初めて目撃し、その歌声、オーラに強く惹き付けられ、すっかり虜に。単独公演にも足を運びました。現在とある事情で活動が縮小していますが、あの力強いステージをまた観られる日が来ることを願っています。
今年お会いした回数は5回でした。やちよゆゆさんの描く世界は私の信じる美学に近いものがあり、惹かれるのだと思います。出会えて嬉しかった。その世界観に存分に浸ることの出来るステージが大好きです。
物販でお話すると、ステージ上でのオーラはどこに隠されたのか......?!と驚く謙虚さ。しかしそこにも惹かれました。私自身が普段人と接する時の自分と内側に隠し持つ自分のギャップに激しく悩んでいたので、同じような方がいらっしゃるということに勝手に親近感を持ち、勇気を貰っていたのです。やちよゆゆさんに出会ったことで、内面をさらけ出すことへの怖さが、少し和らぎました。

グレーテルは大人にならない さん

初めて目撃したのは1/21の江ノ島で行われた棗さんのBirthdayイベント。出演者の中でも群を抜いたおふたりの歌唱力とダンスパフォーマンスのレベルの高さに驚きました。
グレないさんのパフォーマンスは本当に心地よい。世界観が確立されていて、ブレがない。全てが調和し、あるべき所にあるべき音が、あるべき姿が、ピタリとあてはまっているような。
アーティストさんによっては、各現場での風貌やセトリの変化を楽しみに観に行くことも多いのですが、グレないさんの場合は毎回の安定したステージングを期待して拝見することが多いです。毎回変化させる難しさもありますが、同じパフォーマンスを保つ難しさも同じくあると感じているので、ここまでブレないのは凄い事だと思います。
今年は主催企画や周年イベント含め、9回も目撃していました。衝撃を受けるほどの大きな変化は起こらないけれど、ご飯感覚。ご飯っていくら食べても飽きることないじゃないですか。そういう感じ。
そんな中でも新しいお話が生まれる瞬間を目撃出来、成長を見届けられたことが嬉しかった。来年も、出来る限り見に行きたいと思ってます。

かききまなみさん

3/30の「致死量準備室」で初めてお会いし、その時は特殊なステージで歌をお聴きすることは出来なかったのですが、普段歌っている曲は彼女が作曲から行い1人で作り上げていることを知り、興味を持ちました。
その後ツイキャスを覗きに行ったら話されている内容が興味深くて(ライブの仕組みや動員の話、我々ファンがどういう行動をしたら演者さんは一番助かるのか、とかの話だった気がする)、かききさんの人柄に惹かれ、coco de teaでの主催企画に足を運んだ記憶があります。
初めは人柄から興味を持った私ですが、最終的にその楽曲にも何度も救われることになりました。
私は、気分が上がらない日や辛いことが起こった日は、優しい曲でも力強い曲でもなく、とことん暗い曲を聴くことで耐え凌ぐタイプなのですが、かききさんの曲はまさにそのような時に私に寄り添ってくださいました。
特に主催企画「ぼくらの百鬼夜行」での「まかふしぎ」は忘れられません。あの日、音楽を聴いて、初めて涙を流した。
翔馬さんを応援する理由と共通する部分もあるのですが、困難と向き合いながらも、新しい挑戦を次々と重ねていくかききさんの姿に勇気を貰っていました。あまりにもたくさんの挑戦をしているのでしっかり休んでるのか?と心配することもありましたが......!
来年もできる限りその挑戦を見届けたいと思っております。

The TENGUZさん

初めて目撃したのは2/24の六本木EDGE!その後も翔馬さんと対バンされており、歌唱パフォーマンスは計3回目撃!
ここで紹介している他のアーティストさんに比べて目撃した回数自体は少ないのですが、取り上げたのには理由があります。TENGUZのメンバーの方はもちろん、「信徒(TENGUZさんのファンの方の総称)」の方々が皆さん本当に優しくて、会っていない期間もSNS上で仲良くしてもらって、他のアーティストさんに負けないくらい身近な存在に感じていたからなのでした。
特に印象的だったのが、物販にて、初対面のお姉さんがTENGUZ Tシャツをプレゼントしてくれたこと!
翔馬さんの対バンでしか目撃しないという怠惰っぷりでも、皆様「信徒」と認めて下さり、安心してライブを楽しむことが出来ました。ライブハウスでたくさんの友人ができましたが、おそらく対バンのファンの方で初めて話しかけてくれて、仲良くしてくださったのがthe TENGUZの信徒の皆様。感謝しています。
全然楽曲のことについて触れておらず申し訳ないのでここらで触れておきます。もちろん曲調も大好きです。音圧高めな箱でも、リズム感良く無駄な音が無いのでうるさくない。特に最新リリース「ヨイではないか」は、これまで以上にリズム感のセンスに磨きがかかっているなと思いました。ライブでもノリノリで拝見出来ました。
来年こそは対バン以外でも目撃しに行きたい!

dferさん

dferさんは「覚醒ゼリー」という名義でDJとして活動されており、ステージ上で歌唱されるアーティストでは無いのですが、沢山のブッキングライブを企画してくださっている方。
この方の企画に行かなければ出会えなかったであろうアーティストさんと、沢山出会うことが出来ました。
翔馬さんの出演されるLIVEの主催者ということで初めてお会いしました。お話する中で、様々なアーティストに対する想いを語る姿から、信じる楽曲をより多くの人に届けようとする情熱が感じられ、力を貰いました。
そしてこれは私的に今年一番の事件だったのですが、私が時々描いている翔馬氏のFAを見て、なんとdfer企画のフライヤー制作を頼んで頂いたのです。
本当に驚きました。アーティストとファンって一線が引かれている気がしていたので、こういう風にぽんとイベントの関係者になってしまって良いのだろうか、周りに変に思われないだろうかという葛藤はありましたが、逃したらもう二度とチャンスは訪れないかもしれないと、引き受けさせて頂きました。
結果的にこの経験は、自分の表現への自信につながり、FAの域を飛び出して、アーティスト活動を始めてみようと思うきっかけになりました。
本当に感謝しています。
「大物になって恩を返したい!」と言える段階でもないのですが、私の絵に何かしらの力を感じてくれる人が居るという事実が、私を奮い立たせてくれました。そう思ってくれる方に、私の絵を届けたい。少しずつ、表に立ちながら成長していきたいなと思います。

江戸川長一郎さん

3/25六本木EDGEで初目撃する前から、翔馬さんと何回か競演されているということでその佇まいは存じており、学帽に短パン丸眼鏡という風貌に惹かれていました。ステージを目撃し、その歌唱姿の激しさ、そして、『本当にステージに立っていた本人?!』と思わせる程の物販での謙虚さ、に衝撃を受けました。
本間さんとのユニットである「洒落」と長一郎さん1人で活動されている「gaizao」、合わせて8回目撃しておりました。
長一郎さんの曲は曲調のキャッチーさや楽しい振りも魅力的なのですが、一番惹かれるのは楽曲の持つ詩的な歌詞。言葉選びの一つ一つが本当にかっこいい。詩集を出して欲しい。
LIVEだとどうしても全ての歌詞はききとれないので、CD付属の歌詞カードを見てこの事実に気づいたのですが、歌詞を知った上でライブを見ると迫力が全然違うわけです。言葉達を力強く叫ぶ姿は圧巻です。
この間、長一郎さんがロリータ姿でお給仕してくれるバーイベント(?!)があったのですが、そこで長一郎さんが、「僕を見に来てくれた人達同士が出会って繋がっていってくれる様子、そういうものがずっと見たかったから、本当に嬉しい」という内容のことを仰っていた。私はそれを聞いて、そういうことを素直に言葉にして表現してくれること、それ自体がファン冥利に尽きるし、嬉しいと思ったのです。
長一郎さんは普段もよくSNSで、ライブをしていく上での喜びやファンへの感謝を定期的に発信してくださっていますが、楽曲の物騒さとは裏腹に、滲み出る人柄の良さ。
本当にかっこいいアーティストさんだなと思っています。


まとめ

本当は年明け前に出来上がる予定で、3時間を見積もってこの記事を書き始めたのに、各演者さんに対する思いが多すぎて全然書き終わらず明けてしまった。痛恨のミス!!!
来年(今年)も、色々なアーティストに力を貰って、生きていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。

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