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個性の時代
♠️ 自分にしかない個性とは
人は皆、顔や姿が違います。だから、人は皆、個性的だと思うのです。
でも、その個性にも好き嫌いがあるように見受けられます。
それがよくわかるのは芸能界です。人気が命の世界だからかも知れません。
で、ファンの中には自分の好きな芸能人の髪型や服装を真似る人があります。
これはもう信者さまの世界だと思います。これは個性?
だから、反面、個性的に生きるのは難しいものがあるように思います。
学校とか教育の世界でも「個性を伸ばす」というような働きがあるように見受けられますが果たしてどうでしょう。
マンツーマンであればそれは可能だと思いますが、集団や組織ではどうでしょう。まず第一に「規則」が設けられますから。また、マンツーマンであっても、その対人関係が上手くいかない個性は活かせません。
つまり、個性にも良い悪いがあると思われます。
では、その個性とは一体何でしょう。
『広辞苑』によれば性格や性質を指すようです。
その性質をよく表しているのは鉱物の分野でしょうか。
いろいろの石の名前があります。
しかし、この石は磨きようによっては宝石にもなります。
然るに子供時代の性質や性格は名もない草や石といえます。
まだ個性にまでには熟達していないと思われます。
が、稀に子供時代から優れている人も存在しています。
よく「天童」とか呼ばれています。
しかし、この「天童」も大人になると発揮されない場合もあります。
また、「栴檀は双葉より芳し」とも言いますから、その見極めが必要のようです。
将棋界の藤井聡太騎士はまさにその御一人でしょうか。
高校野球の世界にもそう感じられる選手も存在しますが、
やはりその能力が発揮されるのはプロの野球界に入ってからです。
でも、そうした一流の世界に身を置く人は限られます。
では、凡人が一流になれないのかと申しますと、NOという気がします。
大抵の場合、身を置くべき世界で能力が発揮されていないように思われます。
で、その個性の条件として挙げられるのが「能力」です。
また、この能力は自信とも深く結びつきます。
故に、親が誰と結婚し、どんな子供を産み育てるかによってその子供に与える影響力は大きいものがあります。
だから、結婚は大きな事業といえます。しかし、子供は親を選べません。
また、親も子供を選べません。
現代はその産み分けを可能にする時代ではありますが、
最良になる保証はどこにもありません。また、それは神様の仕業ではなく、
夫婦の状態に相応しい子供が生まれます。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊