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政治

政治的な眼

武士の時代、山賊や海賊が出没した。
街には強盗や殺人を巻き起こす盗賊が現れた。
国民を脅かす輩は当然武士の生活を脅かすことにもつながります。
だから、街には奉行所が設けられました。現代の警察です。
こうして人々の生活が安穏を保てるようになった。
が、時として海賊や山賊は出没を繰り返した。
こうした時代の生活を映画にしたのが「七人の侍」です。
この映画によって監督黒澤明氏は一躍世界の監督として注目を集めました。
このような出来事は世界の共感を呼ぶようです。
戦後、日本にはこうした数々の国民的ヒーローが生まれました。
敗戦国日本にとっては嬉しいニュースでした。
が、その反対には悲しい出来事もありました。
最たるは帝銀事件です。これは未解決事件です。
未解決事件はたくさんあります。
下山事件やグリコ・森永事件、国会では森友・加計学園問題や桜の会問題です。
近いところでは裏金問題です。
なぜこうした問題が浮上するのか、国民を無視した政治だからでしょう。
が、政治家をこうさせたのは国民の政治離れです。
日米安保条約が締結されたときは全額連が誕生しました。
また、国民差別や朝鮮差別という同和問題が取り上げられました。
そして東大安田講堂事件がありました。
近いところでは沖縄基地問題のデモです。
しかし、政府はこうした国民運動を排除するような動きに出ました。
自由を許さぬという一方的な政治による国民弾圧です。
まるで戦時中の赤狩りを思い出させます。
私はこれらのことに怒りを感じました。
しかし、与野党の数は圧倒的に違い、これらの法案は最も簡単に決められます。
以前はこうした法案を阻止するために野党はよく騒乱を起こしました。
でも、国民視線は野党に対して冷たい視線でした。
国民視線ではくだらないと映ったようです。
マスコミによる風評の影響もあったのかも知れません。
しかし、この時の私は批判だけで、
政治的活動にまでには熱は上がりませんでした。
誰の影響か、それは山本太郎参議院議員です。
➖野草庵➖

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