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『ロミオとジュリエット』(シェークスピア)

激しすぎる歓びというものは、とかく終わりを全うしない、勝利のさ中に生命を落とす。
あたかもちょうど火と火薬とのそれのように、触れ合う時が吹き飛ぶ時だ。
甘きにすぎる蜜は、甘きがゆえにかえって鼻につき、味わえば食欲もなにも消えてしまう。
だからな、愛はすべからくほどほどにするがよい、生命長い愛はみなそうだ。
過ぎたるは及ばざるがごとし、というからな

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