政治と宗教
政教分離
日本には宗教団体に支えられている政党があります。「公明党」です。
池田大作氏が創立しました。
1964年11月17日に成立したとあります。前身は「公明党政治連盟」。
創価学会の発展のために政治を活用することを選択されたのでしょう。
日本憲法には「政教分離」があります。
【政教分離】
信教の自由を保障するために、政治と宗教が相互に介入し合うことを禁止すること。
日本国憲法は厳格な政教分離の原則を採用し、国や地方公共団体が特定の宗教に特権を与えたり、財政的援助を供与したり、自ら宗教的活動を行ったりすることを禁止。
こういうことから、「公明党」はこれには当てはまりません。
が、創価学会の信者様は選挙活動に熱心です。
しかし、今年の衆議院選挙では公明党の代表石井啓一氏は落選しました。
大阪選挙区では全敗だったようです。
自民党の「裏金づくり」の煽りを喰らった結果と言います。
でも、そのお隣の兵庫県第8区では公明党は勝利しました。
この選挙区で公明党はほとんど負け知らずです。
落選したのは政権交代が起こった時ですね。
あの時は社会党も消滅し、民主党が野党第一党だったことと自民党の弱体化のためでした。あまりにも不正が多く発生しすぎました。
国民の政治不信が大きかったこともあるでしょう。
が、民主党も自民党も政策にそれほどの違いはありません。
鳩山由紀夫元総理大臣が沖縄米軍基地の移動に失敗したことで退き、
次の菅直人元総理大臣は東日本大震災の原発事故の対処の失敗で退き、
次の野田佳彦元総理大臣は消費税対策で安倍晋三元総理大臣に論破され、
次の解散選挙で再び自民政権に変わりました。
またもや地震勃発です。
公明党は1999年小渕恵三元総理大臣の時期に連立を組みました。
そして現在フラフラ、ヨロヨロの自民党ですが、政権を取り続けています。
野党の国民信頼が少ないのが原因だと思います。
自衛隊が米軍艦隊への燃料補給の決定、集団的自衛権の行使、森友加計学園問題、桜の会疑惑、統一教会問題、能登半島地震、裏金づくり、
と国民にとって愉快ではない事件が勃発してもなお自民政権は続いています。
そしてここでも地震が起こっています。
与野党のバランスが異常に大きいからでしょう。
自然が警告をしているのにそれに気づかない人間、
文化・文明に頼りすぎ、野生的勘が働かなくなっているのでしょう。
また、宗教の誕生は貧富や人権の差が強すぎて生まれたものです。
その始祖はほとんど自己実現を成功した人々であり、凡人との「気」の力が圧倒的に異なるため、教義が民衆に受け入れられたのです。
「空気を読む」人々は自己の「気」が弱い人です。
むしろ「空気を読まない」人こそ「気」が大きいと言えるでしょう。
人との繋がりはこの「気」が影響しています。
➖野草庵➖