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先延ばしをせずに前倒しをするのに役立つ「気持ちのゆとり」

先延ばし行動と真逆の行動は前倒し行動です。
前倒し行動が習慣になれば先延ばし癖は解消されます。
そんなふうになれたらいいですね。

でも前倒し行動をとるのは、先延ばし癖のある方にとっては簡単なことではないですよね。
今回は前倒し行動をとりやすくするためのポイントをひとつご紹介します。
ポイントとなるのは「気持ちのゆとり」です。
先延ばしをせずに前倒しをするためには「気持ちのゆとり」を持つことが役立ちます。

「気持ちのゆとり」と前倒し行動の相互作用

「気持ちのゆとり」は前倒し行動を促進します。
そして、前倒し行動は「気持ちのゆとり」を生み出します。
こんなふうに「気持ちのゆとり」と前倒し行動は相互作用します。
この相互作用を活用できると良いです。

この相互作用を活用できると、自分の抱えているタスクを自分で上手く管理できていることを実感できるようになるので、とても気分が良くなると思います。
さらに、この「とても良い気分」も「気持ちのゆとり」を生み出したりするので、「もっと前倒ししていこう」なんて思えてきたりするんですね。
そして前倒し行動をするとまた「気持ちのゆとり」が増えていき、さらに前倒し行動がしやすい状態になれるわけです。
毎日充実した顔をしてバリバリ仕事をこなしている方は、この相互作用を活用できているのかもしれませんね。
追われている感覚ではなく、追いかけている感覚が持てているのかもしれません。

「気持ちのゆとり」を手にするためには精神的健康が必要

「気持ちのゆとり」は、焦っていたり、イライラしていたり、不安を感じていたり、落ち込んでいたりしていない状態でないとなかなか手にできません。
つまりは精神的に健康な状態であることが必要ということです。

そんな状態でいるときは、論理的に状況を見つめることができますし、現実を受け入れる力も持てていたりします。
ですから「気持ちのゆとり」が持てていると、面倒なタスクをやらないといけない場面で、何の根拠もなく楽観的に「明日でいいや」とはならずに、「今やっておかないとあとで厳しい状況に陥ってしまうな」なんて感じで状況を論理的に評価して、「う~ん、面倒くさいけど今やっておくか」なんて考えに帰結しやすくなるんですね。
精神的に不健康な状態だと、そんなことなかなかできないですよね。
心が疲労していると、目の前の不快から目を背けて今楽をすることにフォーカスせざるを得なくなるので、論理的に状況を判断することが難しくなるんです。
「気持ちのゆとり」を手にするためには、心の疲労を解消した精神的に健康な状態である必要があります。

「気持ちのゆとり」の生成に効果的な熟睡

「気持ちのゆとり」を手にするためには、心の疲労を回復させることが必要です。
楽しいことをしたり、美味しいものを食べたり、熟睡したりすることで心の疲労を回復させることができます。
特に熟睡することは効果的です。
熟睡することは神経疲労を回復させるだけでなく、肉体の疲れも回復させてくれますからね。

根性論だけで先延ばし癖を克服するのもカッコいいですけど、精神的健康に目を向けて、前倒し行動を促進させる「気持ちのゆとり」を手にすることで、効率的に先延ばし癖の克服を目指してみてはいかがでしょう。
まずは熟睡することの実践をおすすめします。
熟睡することで「気持ちのゆとり」が生成されていることを体感できるといいですね。

「気持ちのゆとり」についてはダウンロード販売しておりますミニ実用書の方でも解説しておりますので、興味のある方はご参考にしてください。


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