【教育改革】校則をなくした中学校
こんばんは!
突然ですが、
みなさんの中学校・高校には
校則はありましたか?
今日は、
東京都世田谷区桜丘中学校が
校則をなくした話
を発信していきます。
この学校は普通の公立校です。
みなさんは「校則がない」学校を想像できますか?
服装自由! 髪色自由!
日本の学生のほとんどが
中学校から制服を着る
のではないでしょうか。
しかし、
桜丘中学校では制服がありません。
つまり、服装自由です。
そして、髪色も自由です。
一応制服はあるそうですが、
買わなくても着なくてもいい
ということです。
また髪色も自由ですが、
染める生徒はほとんどいないそうです。
服装を自由にすることで、
どんなメリットがあるのでしょうか。
まず、
「制服を着ないといけない」という
ストレスから解放されます。
・大好きなパーカーをずっと着ていたい
・帽子をかぶっていたい
・晴れの日でも長靴をはきたいなど
様々の子どもがいます。
このような子どもたちが
学校に登校しやすい環境を
作ることができます。
そして教師側は、
服装チェックなどをしなくて済みます。
つまり、
無駄なエネルギーを使わずに
授業の準備ができます。
登校時間自由! チャイムなし!
桜丘中学校は登校時間が自由で、
授業開始のチャイムも鳴りません。
これは
「〇〇時までに学校に行かないといけない」
というストレスやプレッシャーをなくすためです。
また、登校時間が自由なので
「遅刻」
という概念が実質無くなります。
「登校時間が自由とかふざけてんのか」
「授業ちゃんとできるんか」
という声もあったそうです。
しかし、
家庭の指導のおかげもあって
ほとんどの生徒が普段通り登校します。
ストレスから解放され、
「学校が楽しい」
という声が格段に増えたそうです。
定期テストなし!
これが一番驚くかもしれません。
桜丘中学校は定期テストがありません。
・〇〇点以上取らないといけない焦り
・先生や親に怒られるというプレッシャー
・〇〇点しか取れない自分が嫌だ
というストレスを軽減させるためです。
定期テストの代わりに
ミルフィーユテスト(積み重ねテスト)を
行っています。
これは
各教科10点 × 10回
もしくは20点 × 5回のテストを
単元ごとに行うものです。
小学校で行うテストに近いです。
単元ごとにテストを行うので、
毎週2〜3回のテストがあります。
これは常に勉強しないといけないと
点数が取れないシステムなので、
勉強の習慣づくりにつながります。
また、点数が取れなかったら
敗者復活の「チャレンジテスト」
があります。
これで点数が上がれば、
その高い方の点数で成績がつけられる
仕組みです。
まとめ
校則がなければ何をしてもいいのでしょうか。
桜丘中学校の敷地だけ
治外法権というわけではありません。
この学校では、
法律(社会のルール) = 校則(学校のルール)
となっています。
学校生活の中で、
社会で生きていく知恵
を学ぶということです。
そもそも学校教育の目的は、
「人格の形成」です。
この学校では、
社会の中で自然に学ぶ力を育て、
自ら学ぶ自立の姿勢を育てています。
こんな学校がこれから増えればいいなと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!!!
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