自己肯定感×マンガ「ゴールデンカムイ」
こんにちは!
愛知県で自己肯定感についてお伝えしています(^^
今回は実写映画が始まりました「ゴールデンカムイ」!!
まだ読んだことない、見たことない方はぜひぜひご覧くださいね!
(あらすじ引用)
物語の舞台は北海道。「不死身の杉元」の異名を持つ元軍人・杉元佐一は、あるときこの地のどこかに莫大な金塊が隠されているという情報を得ます。それは「のっぺら坊」と呼ばれる一人の男が、アイヌから強奪してとある場所に隠したものだというのです。 自身の目的のため大金が必要な杉元は、のっぺら坊が残した「暗号」を集めて金塊を手に入れようとします。そんな中で彼はアイヌの少女・アシリパと出会い、彼女とともに行動することになるのでした……。
自己肯定感という観点で見ると、主人公の杉元、アシリパさんは高いと思います。
戦闘能力、自然に関する知識や、お料理の仕方、そして誰かを大切にする優しさを持っています。
対照的なのが白石と尾形です。
白石由竹は戦闘能力が低く、戦闘においてはほぼ役に立ちませんし、お金を持てばギャンブルなんかに使ってしまう。
まあまあどうしようもないキャラクターです。
ですが、彼がいると暗い場面が明るくなったり、ムードメーカーだったり。結局みんなに愛されているのではないかと思いました。多分、白石自身も自分のことが大好きなんだと思われます。
尾形百之助は非常に有能なスナイパーで、戦闘能力は高いです。
が、いわゆる妾の子で、父親に捨てられ、母親が気が狂っているのを目の当たりにしていたり…。
壮絶な幼少期を過ごし、父や母、弟を恨んでいます。
物語の中でも、仲間を平気で裏切ったり、何を考えているのかわからないというキャラクターです。
なんとか「自分の価値」を証明しようと躍起になっているようにも見えます。自己肯定感の低さがうかがわれますね。
出自や、子どもの頃の出来事、親との関わりの中で、自己肯定感は育まれていきますし、また大人になっていくにつれ、本人の性格や気質も関わっていきます。
ネガティブに考えすぎてしまう人は、きっと子どもの頃の自己肯定感の低さから逃れられないかもしれませんし、
嫌なことがあっても「まいっか」と忘れて、ポジティブに考えられる人は、子どもの頃低くても上がっていくかもしれません。
過去のことは変えられませんが、今は変えられます。
もし、子どもの頃の出来事や親との関係でずっと悩んでいたら、専門家に相談するのも選択の一つです。
あまりに重い出来事は一般の人では受け止めきれません。
誰かに思いを受け止めてもらえれば、前に進めることもあります。
尾形にはそのような人はいなかったような気がします。友達も恋人もいない。腹を割って話せる人がいないから、どんどん復讐心が大きくなっていきます。
もし尾形に、心の中にある感情を少しでも受け止めてくれる人がいたら、また違ったのかな、なんて思いました。
マンガのキャラクターとしては面白い位置なんですが、やはり現実にこんな思いを抱えていたら、かなり生きづらいと思われます。
暗くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!
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