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許すか許さないかは…
あなたにとって難しいことは何ですか?
私は『許す』ことかもしれません。
人に厳しいということは、自分にも厳しいということ。
人を許せないのは、自分のことを許せないということ。
私はきっと、ずっと自分を許すことができなかったんだと思います。
元々の性格、性質なのか、遺伝なのか、環境なのか。
よく言えば『真面目』、悪く言えば『クソ真面目』。
ただ、40年生きていくうちに、
だんだんと、
『誰でも失敗はあるよね』
『私も昔こんな失敗したなあ。一緒一緒』
『これくらいなんとかなるって』
そう思えるようになってきました。
元夫のことも、もう20年近く経っていますから、今でも憎んでいるかというと…??
そりゃ別れた2~3年は夢の中で殺すくらい憎んでいましたけど。
今では『まあ、どこかで幸せになってればいいんじゃない?』くらいに思います。
丸くなったもんです。
西炯子さんの『初恋の世界』より
「許すか許さないかの 答えは今は 風に吹かれてるんだ
そしてそれは いずれ地面に落ちてくるってさ 自然にな
その時を 待つんだ
時間にしか解決できないことはある」
風に吹かれてるっていいなあと思いました。
今すぐに許せないことも、あると思うんです。
どうにもこうにも腸が煮えくり返って、叫んで、のたうち回って、相手をギッタンギッタンに叩き潰してやりたいときもあります。
それでも、いずれきっと自然に地面に落ちてくる、それを待つ。
今穏やかな時間を過ごしていられるということに、本当に感謝です。
本当かどうかはわかりませんが、死んだあとの天国か地獄かというのは、自分の心象風景なんだそうです。
誰かを憎みながら死んでいくと、地獄の業火の風景。
感謝し、穏やかに死んでいくと、天国の風景。
どちらがいいですか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!