脚力をつけるために(パーキンソン病の母に寄り添う日記)
来週に迫った食事会に着ていく服を買うというので、母を連れて行った。
行き帰り、車に乗り込みまた降りる。
パーキンソン病の母は脚力がほぼないので、すごく時間がかかる。
「我ながら気が長いな~」と思いつつ母が車から降りるのを待つ。
見てると腕の力で立ち上がろとしているようだ。
「脚で地面を押すようにして立ち上がってみて」
「え、足に力を入れて立つん?」
「何を当たり前のことを聞いているんだ?」
でも母を見ている限り足を使おうとしていない。
自分たちが普段考えもなくしている行動、いまの母にはひとつずつ説明してやらねば。
デーサービスでは、機能訓練の時間があって、足の機能を改善する時間が組まれている。
介護2の母が機能訓練を受けると1回数円の実費がかかる。
母はそんな訓練受けてないという。
嘘かまことか
本人しかわからない。
けれど脚力がつくように出来ることをしていこう。