あまのっち

はじめまして。 ホームセンターで20数年働くアラフィフです。 週2回、パーキンソン症候…

あまのっち

はじめまして。 ホームセンターで20数年働くアラフィフです。 週2回、パーキンソン症候群の母を介護する日記を書いています。

最近の記事

期日前投票(パーキンソン病の母に寄り添う日記4)

今日は母を期日前投票に連れていきました。 パーキンソン症候群の母は足腰が弱くなっており、今までのように投票日に近所の投票所まで行くことができない。 また90歳の父も母に付き添って歩くのがしんどいというので、 「じゃあ私が期日前投票に連れていくわ」ということになった。 大手ショッピングセンターの一角に設けられた投票所。 始めは駐車場からカートを押して歩いていた。 けれど、どう見ても足取りが遅い。 トイレに行くと歩く距離が増えたので、辛そうだった。 考えた末、車いすを借りるこ

    • 個室料8000円!

      個室料8000円! レストランの個室利用の値段です。 勤続20年ということで 会社からもらった宿泊券。 いわゆる大手の旅行券ではなくて会社が提携している宿泊施設の利用券。 金券ショップに持っていっても、換金できない。 4万円分 紙切れにしてしまうのはあまりにもったいないので宿泊に行こうと計画はしていた。 ただ、有効期限が1年間あると思ってしまったのが運の尽き。 気が付けばあと1か月。 本来は8月までの有効期限。 なかなか休みが取れなかったので、無理を言って期限を延ばして

      • 社員食堂はコスパ最高

        開店時間は11時。 すでに待っている。 80代の母とお昼を食べるのはいつもここ。 このお店、と紹介するのも 実は社員食堂なのです。 大手製鋼会社の社員食堂。 扉の前に設置された用紙に名前と人数を書いて、順番を待ちます。 店員さんって言い方が正しいかどうかわからないけど、とにかくテキパキ動く。 各テーブルに設置された呼びリンに対応しつつ、出入りするお客様をすり抜け食事が乗ったお盆を運んでいる。 何よりも笑顔を絶やさない。 販売員をしている私はいつも尊敬しながら食

        • 病院をかえてみた(パーキンソン病の母に寄り添う日記3)

          今日は公立病院の受診日。 紹介状をもらって、予約を取っていたにも関わらず、手続きだけで2時間待ち! 火曜日だというのになんという人の多さよ。 最新設備を導入しているので、一度手続きをしてしまえば、順番がくれば機器が「ピ、ピ」と鳴るので、混んだ待合室で過ごすこともない。 総合窓口で手続きをしたあと、受診する神経科で手続きもして、いざ先生の診察へ。 紹介状とともに渡したCD-Rの情報を見ながら、ここにたどり着くまでの経緯を説明する。 さかのぼること10年前。 初めて手の

        期日前投票(パーキンソン病の母に寄り添う日記4)

          あと1か月

          有効期限、残り1か月 何の有効期限かって? 福利厚生です。 私、今の職場で20+α年、勤めています。 勤続年数20年経った従業員には、会社が提携している宿泊施設で使えるギフト券が発行され、宿泊に使ったり、ちょっと豪華な食事に使ったりできます。 実際に頂いたのは去年の夏。 「暑い盛りに旅行に行くこともないな」って、引き出しの隅に置いたままになっていた。 同期がひとり、またひとり、旅行に行ってお土産を渡してくれるので そろそろあせりだしたときに有効期限を確認すると、あと1

          あと1か月

          我が家のネコはよく鳴く猫だ

          我が家にはねこ(♀)がいます。 名前は「夢ーたん」 野良猫だった夢ーたんを迎え入れて、7年ちょっと。 とにかく我が家のネコはよく鳴く 朝、5時過ぎに鳴くニャーは「朝ですよ。ごはん用意して」 ベランダの近くで鳴くニャーは「小鳥が近くにいるので外に出たいの」 トイレの前で何度もこちらを振り向いてから鳴くニャーは 「トイレが汚い、掃除して」 私が朝ごはんを食べようとこたつに座ったとたん鳴くニャーは 「私のおしりをポンポンしなさい」 いざ仕事に出かけ・・・夜になり帰宅した時に鳴

          我が家のネコはよく鳴く猫だ

          医師からもらう薬の量に疑問を持った日(パーキンソン病の母に寄り添う日記2)

          いきなり衝撃的な疑問で始まって、びっくりした方もいるかもしれません。 病院でお薬をもらうこと、あると思います。 体調が悪くて受診したのですから、お薬を飲んで早く治したい。 突然の体調不良なら、早く治したい気持ちから、医師から頂く薬に疑問を持つことはないかもしれません。 ただ、これはパーキンソン病である母の話。 何年も足のむくみに悩まされ、時々起こる痛みのため整形外科に通い、お薬をもらっていました。 父が付き添っていた時には処方される薬を疑問に思わなかったらしい。 けれど

          医師からもらう薬の量に疑問を持った日(パーキンソン病の母に寄り添う日記2)

          母と食べるお昼ご飯(パーキンソン病の母に寄り添う日記1)

          母がこんなにも小さく感じるようになったのはいつからだろう。 7月までは確かに元気だった。 シルバーカーを押して近くのスーパーに買い物に行き、 毎週火曜日に町内の公民館で行われる「100さい体操」に参加していたはず。 1か月に1回、内科に受診していた母。 毎回、血液検査をしていたが、ある日主治医が「貧血の数値が悪い。紹介状を書くから大きな病院で診てもらいなさい」と言われ、国立病院に入院した。 10日間の検査入院。 この日を境に母の症状は進んでいく。 ・・・パーキンソン病。

          母と食べるお昼ご飯(パーキンソン病の母に寄り添う日記1)

          ポートフォリオ|あまのっち

          ご訪問下さりありがとうございます。あまのっちと申します。 私の経歴などをまとめております。 よろしければご覧ください。 自己紹介あまのっち 兵庫県在住 55歳 ホームセンターでパート勤務20年以上の主婦です。 主人、私、春から新社会人の息子、保護猫と生活しています。 経歴1988年3月に姫路市立高校を卒業 1990年4月龍野市の支援学校勤務 1993年4月〜1995年8月支援学校にて寮母として勤務 1995年5月に結婚 不動産会社でテレアポ 西松屋チェーンでパート勤務 2

          ポートフォリオ|あまのっち

          猫を中心に我が家はまわる

          早いもので夢―たん(保護猫の名)が我が家に来てから6年経つんだなぁ。 思えば9月の台風の中、警備の仕事をしている主人が拾ってきた。 自分の持ち場ではなかったけれど、同僚の「猫が流れてる」って報告を受けたので近くの小川に行くと目の前を子猫が流されている。 台風で増水していたので手を伸ばすと簡単につかまえられた。 「震えてる」 急いでタオルにくるみ、近くのコンビニに行ってパウチタイプの猫エサを買ったそうだ。 「今日から猫を飼うから必要なもの買ってきて」 「はあ~?」

          猫を中心に我が家はまわる

          ペースメーカー埋め込み手術・娘の心境

          もうすぐ手術が終わる時間 ペースメーカー埋め込み手術にかかる時間はググったところ1時間〜2時間 82歳の父が手術に耐えうるだけの体力があるだろうか? 待つしかできない。 若くてイケメンの主治医を信じて 昨日の出来事 入院する父と一緒に病院に着いたものの、手続きが済むと数分話しただけで 父は病室、私は待合室と離れて先生の診察を待つ。 憎っくきコロナ ホントなら父と一緒に病室へ行って「着替えはここ、薬はこの引き出しに入れておくね」 なんて会話をしながら入院生活

          ペースメーカー埋め込み手術・娘の心境

          今日のお客様

          ホームセンターで働くこと19年目のアラフィフ。 今日はインテリアコーナーでのお客様の話です。 「インテリアコーナーでお客様がお待ちです。係員は入ってください」 呼び出しボタンが鳴ったので売り場へ直行 座椅子売り場で女性がひとり待っていました。 高座椅子を買いたいのだけど、2つのうちどちらを買おうか悩んでいる。 1つはレザー調の素材(黒)を使っているので見た目に高級感があるもの もう1つはファブリック製で落ち着いたグレーでリラックス感があるもの レザー調より座高

          今日のお客様

          しゃべる室外機

          統合失調症末期の話です 出社し、いつものように現場にいくと  目の前には古い室外機がある。 室外機は古くてアンティーク調。 私にとっては好印象。 だがいったん 回りだすとガラガラとうるさいのだ。 またいつものように室外機が回りだした。 「うるさいなぁ」と思いつつ 仕事を初めた そのとき幻聴がこう言った 「その室外機をずっと見ておけ。面白いことが起こるぞ」 コイツは何を言っているのだと思いつつ 室外機を眺めていた。 すると次第に室外機の音が言葉に変わ

          しゃべる室外機

          ホントにあった怖い話5(妄想編2) マンホールが踏めない 男

          この話は耳鳴りからはじまって、のちに統合失調症になり 体験したほんとにあった怖い話です これまでにあった出来事は ホントにあった怖い話1 ホントにあった怖い話2(現在の状況) ホントにあった怖い話3(本人談) ホントにあった怖い話4(○○教の影の組織) をお読みください。 この幻聴は私にいろいろな条件をたきつけてきました。 でも外にいるときは幻聴が聞こえないので、 心が休まりました。 「もう家には帰りたくない」 そんなときです。 ・・・「キーン」・・

          ホントにあった怖い話5(妄想編2) マンホールが踏めない 男

          ほんとにあった怖い話4(妄想編1) 〇〇教の影の組織

          ・・・統合失調症・・・ この病気で一番怖いのは幻聴により妄想の世界にいざなわれることです。 その世界に取り込まれると簡単には出て来られません。 本当に怖いところは、この妄想。 周りには理解されない発言や行動を起こようになります。 でも本人にとっては現実なのです。 その声は、友好的にしゃべりかけてくるときがあります。 次第にそれが当たり前のような日常のごく一部になり その声の存在を認めることになるのです。 仕事から帰ってくると 「おかえり」 「今日は何があ

          ほんとにあった怖い話4(妄想編1) 〇〇教の影の組織

          ほんとにあった怖い話。3(本人談)

          隣人の玄関を激しくたたき 大声で叫ぶ私は、とうとう警察に通報されてしまい、 事情聴取されるハメになった。 隣人と私の意見が食い違うことに私は腹を立て 私:「証拠ならココにある!携帯に録音した音声を聞いてみろ!」 と警察にたたきつけた。 でも4人の警察官は、そろいもそろって首をかしげるばかり。 警察官:「何も聞こえませんよ」 私:「馬鹿な!聞こえるじゃないか!お前達が聞いている今も、 私には聞こえているぞ!」 警察官:「そんなことはないでしょう。病院に行かれ

          ほんとにあった怖い話。3(本人談)