①_11 自分のレンズをしっかり磨いておく
人によって世界の見え方ちゃうねんで。
しっかり自分のレンズ磨いときや。
[今日の名言]
いつも自分を磨いておけ。
あなたは世界を見るための窓なのだ。
ジョージ・バーナード・ショー
(1856~1950年 劇作家、政治家、教育家)
「運命は100%決まっている」
そう言い切った人がいます。
どの親の元に生まれ、どんな家庭に育ち、いつ病気をして、
結婚はいつで、どんな社会的立場に立ち、いつ死ぬか・・・
そのすべてです。
松下幸之助はこう言っています。
「まあ人生というものが100パーセントで申すならば、もう決まった運命というものが70パーセントほどあると。あるいは80パーセントあるんだと。あとの20パーセントだけが、知情意の働きによってですね、それを左右することができるんだと」(月刊PHP 松下幸之助の歩んだ道)
これをわたしなりに解釈すると、
運命とは映画みたいなもの。
一昔前の映画は映写機を使っていました。
スクリーンに映像が映りますが、その元は「フィルム」です。
フィルムに焼き込まれた陰影がスクリーンに映っている。
この原理を人間界にあてはめてみましょう。
わたしの中には、すでに「変更のきかない運命」がセットされていて、それが人生というスクリーンに映し出されている。
さて困った、人生が変えられないなんて・・・。
努力すれば、きっとすばらしい明日が来ると信じて、
今日もがんばってるのに。
がんばってもしかたないなら何のために生きているのか・・・。
早合点せず、もう一度、
松下幸之助の言葉をよく読み返してみてみましょう。
「あとの20パーセントだけが、知情意の働きによってですね、
それを左右することができるんだと」
「知情意の働き」、これがポイントです。
「スクリーンに映る映像は変えることができない」
と言いました。しかし、
映画を見ているあなたが、
その映画をどう評価するか、何を感じるか、
そこには自由意志があるではないですか。
起こる現象は変えられなくても、それをどう捉えるか、
どう見て、どう感じるかは自由なんです。
同じ場面で、喜ぶ人もいれば、悲しむ人もいる。
ある人はまったくスルーしてしまう場面でも、
ある人にとっては大切な場面となることもある。
今日のジョージ・バーナード・ショーの名言、
いつも自分を磨いておけ。
あなたは世界を見るための窓なのだ。
人によって世界の見え方は違います。
だからしっかりと自分の見る目、
心のレンズを磨いておくことが大切なんです。
わたしたちは何のために生まれてきたのか?
それは感性を高め、心の世界を広げ、
魂を磨くために生まれてきたんです。
[今日のよみガエル超訳]
人によって世界の見え方ちゃうねんで。
しっかり自分のレンズ磨いときや。
わたしたちは、
超リアルな人生映画を体感しているんです。
***
下記の目次内容を順次アップしています。
『大阪弁でツッコミ名言超訳 幸せのヒント ①』
* 目 次 *
***自分らしく生きる***
11 自分のレンズをしっかり磨いておく
12 苦労ってドラマチック
13 人生のゲームを攻略するのは自分しだい
14 借りは今返す
***自分を大切にする***
15 いいことがいっぱい起きる前兆
16 おだやかな心がほほえみになる
17 暗いのは自分がそっちを向いてるから
18 本当に大切なことは言葉にならない
19 幸せは当たり前の中にある
20 鏡の前でアホな自分を笑ってみる
21 困難は心の筋トレ
22 自分の邪魔をする人こそが最大の協力者
23 生き物はみんな音楽家
24 希望をもったまま絶望できない
25 心地よくいるだけでハッピーになる
***本当の自分と出会う***
26 すべての存在がそのまんまで完璧
27 引力は愛の力
28 「生まれてきてよかった」で人生は輝く
29 いい人生だったというために人は生きている
30 心のタネが世界を変えていく
31 宇宙は平和にできている
32 どん底が幸福へのスタートライン
33 いのちをかけてもほしいもの
34 この瞬間も地球は廻っている
35 自分の中にいる万能のもう一人の自分
36 自分という存在はこの世に一人だけ
37 年を重ねると大木になる
38 どん底にあるのは希望だけ
39 終わった瞬間がはじまり
おわりに